小石川植物園

東京都文京区に日本最古の植物園があることをご存じでしょうか?

都営地下鉄三田線の「白山駅」から10分ほど長い坂道を歩いていくと広大な緑の敷地が見えてくる「小石川植物園」。

江戸幕府の時代に「小石川御薬園」として開設されて、その後明治10年に東京大学の付属施設として「小石川植物園」に名前が変わり、動植物の研究や教育をすると共に一般公開された日本最古の植物園です。

小石川植物園のホームページを確認すると、約16万㎡の広大な敷地に約4,000種の植物を栽培してあり、長い歴史の中で研究された植物には由緒ある貴重なものが点在し、国の史跡や名勝に指定されているそうです。

週末の天気の良い日に気軽に小石川植物園へ出かけてみると、予想よりもずっと広大で見どころ満載。

美しく整えられた庭園があるかと思えば、自然のままに鬱蒼と木々が茂る、山の中を歩いているようなエリアもあり、歴史ある貴重な植物ありで見どころ豊富で貴重な都会のオアシスでした。

白山駅から小石川植物園へ

長い長い坂道
長い長い坂道

白山駅を出て小石川植物園を目指して歩いていくと長くどこまでも続く坂道がでてきました。

その坂に沿って小石川植物園の塀がずっと続いているのですが、まず驚いたのが、その長い坂道を登り方面へ地元のかたが自転車でガンガン登っていく姿が多いこと。

年齢や性別関係なく、高齢者や女性でも余裕の表情で自転車を漕いでいるので、文京区民はみなさん健脚なのでしょうか。

そんなことを感心しながら小石川植物園の入口に到着。
大人1人500円。券売機で購入します。

入口近くのソテツ

入場してすぐにソテツの巨大な葉っぱがお出迎え。

敷地内に入る前は日傘がないと立っていられない暑さだったのが、木々の茂みのおかげで涼しく感じられて、日傘がなくても歩ける状態に。

南国みたいな風景
ジャングルみたいな巨大な植物

直射日光を遮る木陰の中を進んでいくときれいに整えられた植木や池がでてきて、日本庭園が見えてきました。

林の中を進むと旧東京医学校

きれいに整えられた庭園は池に小さな橋が設置されていたり、鯉が優雅に泳いでいたり、先ほどまでの道と趣がガラっと変わりました。

綺麗に剪定された植木の間に芝生が青くふかふかに茂っていて、レジャーシートでゆっくりしているグループの姿がありました。

絵になる風景を撮影していると、腕がうっすらむずがゆくなり、ふと見ると数匹の蚊が!!
慌てて払いよけるもすでに遅く、足首数か所、手首数か所が蚊に刺された跡がありました。

本日の大失敗は虫よけスプレーを忘れていたこと!
私の手首と足首は、蚊のブッフェ会場になってしまったようです。

小さな橋
小さな橋の向こうには何があるか気になる
池にはたくさんのコイ

虫に刺されて、あとから痒みと戦うんだな・・・と半ばあきらめて、こうなったら今日は、虫よけとか気にせずに歩き回ろうと気持ちを切り替えて進んでいくと前方にオレンジ色のかわいい建物が見えてきました。

明治時代に建てられたモダンな建築旧東京医学校

ホームページを確認すると、 旧東京医学校(東京大学総合研究博物館 小石川分館)は明治9年に建築されて、東京大学関連の建築物では一番最古の建物になるそうです。

こちらの建築物も貴重で、国の重要文化財に指定されています。

明治、大正時代の建物は色遣いやデザインがモダンなものが多く、見学したくなります。
今までは一般公開されていたそうですが、残念ながら2021年から臨時休館中。

池のほとりのかわいらしい外観をしっかり眺めた後に、小高い丘へ続く石段を登って林の中を進むことにしました。

旧東京医学校
旧東京医学校
美しい庭園を撮影中に蚊にさされまくり

世界的に貴重な植物を鑑賞

丘の方へ進むと今度は山道のような林道が出てきました。

植物園の敷地が広大なので、入園している人数は結構いるはずなのですが、この山道のようなエリアは人影がまばら。

何かアクシデントがあったら発見されるまでに時間がかかりそうだと、歩みを進めるのも少し慎重になりました。

そんな藪が濃い道に、鮮やかな花が彩ります。

野性味あふれる木々は倒れた巨木に蔦がからまり花を咲かせていたり、幹の大きさが一抱えもある巨木に、つる草がはげしく絡みついたり、他の公園ではなかなか見られない力強い植物の姿を見ることができました。

名前の知らない鮮やかな花

巨木につる草が垂れ下がる

ニュートンのリンゴとメンデルのぶどう棚

トレッキングコースのような林道を抜けるときれいに整備された公園がでてきました。

海外の公園のようにきれいに整った庭園で、桜のソメイヨヨシノ林や、イロハモミジ並木のエリアもあり、季節によって色とりどりな鮮やかな風景に変わりそう。

所々に設置してあるベンチがよい雰囲気を醸しだしています。

また、この辺りは休憩所もあり、ドリンクやアイスの自動販売機の設置があります。

木々の間に設置してあるベンチでのんびり寛いでいるひとたちを多く見かけました。

それでもベンチが満席になったり、休憩所が人があふれることはなく、ここが都内であることを忘れそうになります。

ヨーロッパの公園みたいな風景

水分補給の休憩をとったところで、公開温室方面へ向かうと「ニュートンのりんご」の標識が出てきました。

標識の説明によると、物理学者ニュートンが万有引力の法則を発見した、有名なりんごの木は接ぎ木をして世界の科学者のところへ送られて育てられているそうです。

このりんごの木もニュートンのリンゴの木を接ぎ木した一つだそうで、今も元気な葉を茂らせています。

ニュートンのリンゴ
ニュートンのリンゴ

りんごの木のすぐ隣には、「メンデルのぶどうの木」がありました。

こちらも標識を確認すると、遺伝子の研究でメンデルが実験に利用していたぶどうの分株だそうです。
二代目の植物園園長が、ベルギーのブルノーに行ったときに、メンデルが在籍していた修道院からブドウの木の株を分けてもらったそうです。

その後、現地の原木が消滅したときに、このブドウの木の苗を一時期「里帰り」させて同じぶどうの株を復活させたとか。
こちらの木も世界的に貴重なものでした。

メンデルのぶどう
メンデルのブドウの木

出口方面に進んでいくとヒマラヤ杉が枝を大きく伸ばしているエリアや、ジャングルみたいな植物が葉を伸ばしているエリアがあり、最後まで緑が濃い植物園でした。

東京都心には由緒ある美しい庭園はいくつかありますが、今でも研究施設として大切に管理されている小石川植物園は、他の庭園と少し異なるので、その違いも面白いと思います。

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また、他の公園よりも混雑は少ないと感じるので、自然の中でのんびりと満喫できる都会のオアシス。

ただし都内の公園と思って軽く見ているととんでもない。

見どころが多い分、石の階段やぬかるんだ道、ふかふかな土など、自然そのもままにしているエリアや広大な敷地を、あちこち見て回るうちにたくさん歩き回っているので、歩きやすいスニーカーが必須です。

また、今の季節は蚊の季節。
広大な植物園は蚊も自然のままに元気よく飛び回っています。

自宅に戻ってから蚊に刺された箇所はしっかりと赤く膨れて猛烈なかゆみになりました。
出発前には虫よけスプレーはお忘れなく!

シダがジャングルのようになっている

小石川植物園
住所:東京都文京区白山3丁目7番1号
交通:都営地下鉄三田線 白山駅 徒歩約10分
   東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅 徒歩約15分

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