静香庵のランチ

この度、法事で訪れた新潟。
新潟に用事があるときは、いつもどこで食事をするかが重要なポイント。

なぜなら、海や山などに囲まれた土地に越後平野が広がる豊かな土地は、旨いものが溢れているのでレストラン選びにも力がはいってしまう。

今回は数年ぶりに再訪したFRENCH TEPPAN 静香庵。

地上100メートルの高層ビルの上から広がる景色は、新潟の町と信濃川や、その先の海の広がりまで眺めることができます。
そんなロケーションの中、鉄板焼きを楽しんだあとは、食後のデザートとお茶は別室に移動して、ゆっくりとティータイムを堪能できる贅沢な時間。


以前訪れたのはコロナが発生するよりもずっと前のこと・・・。

さて今回はどのような感じになっているか期待と不安が織り交ぜながらメディアシップビルのエレベータボタンを押して19階へ・・・。

新潟のまちをメディアシップのビルから眺める
メディアシップ19Fからの眺め

高層階から眼下に広がる街並みと厳選素材の料理

JR新潟駅から徒歩で約10分ほど、信濃川に架かる万代橋の近くにガラス張りの大きなビルがメディアシップ。
このビルの19FにFRENCH TEPPAN 静香庵があります。

メディアシップ19階
メディアシップ19F

エレベータでぐぐっと上がっていくと、見晴しの良いエントランスがでてきました。

実はこのビルのトイレも見晴らしがすごい。

大きなガラス張りのトイレのため新潟の町が眼下に広がります。

もちろん個室は他のトイレと変わらず、しっかりと壁に囲まれているので落ち着いて使用することができるのでご安心を。

19Fフロアが見晴しの良いつくりになっているので、FRENCH TEPPAN 静香庵も眺望の良さを活かした設計。
店舗の入口からホテルのレストランのような、ラグジュアリーな雰囲気。

静香庵の入口


カウンター式の座席は前方に新潟の町、その先の日本海も見渡せる開放的な空間。
前方の広大な景色が見渡せる窓とカウンターの間には綺麗に整えられた鉄板があり、シェフが調理していく様子がしっかり見える座席になっていました。

鉄板焼きの席からの眺め

鉄板上のステーキは焼く様子がショータイム

ドリンクのメニューから確認していくと、のどがカラカラだったことを思い出し、シュワシュワと炭酸がはじける物が欲しいな、、、と思っていたら目に留まった柚子ビール。

柚子入りのクラフトビール

柑橘系の爽やかな香りとビールがのどの渇きにぴったりと早速オーダー。

キメ細やかな泡がきれいなビール。
ググっと飲んでみて、あとから軽くフワッとひろがる柚子の香り。
細かい柚子の皮の粒々がが入っているので爽やか。

セットのサラダ

その後、テーブルにはセットのサラダが到着。

美しく磨かれた鉄板のところに、私たちのテーブル担当のシェフが軽く挨拶をして、まずは付け合わせの野菜から手際よく炒めていきました。


そしていよいよメインのサイコロステーキ。

ジューッという香ばしく、心地よいステーキの調理中の音を聞きながら鉄板の肉を眺めていると、シェフから「仕上げにブランデーを利用します。」と一言添えられ、焼き途中のお肉にフワッと振りかけると次の瞬間ぶわーっと炎が上がります。

手際よく焼かれていく鉄板料理

余計なアルコールを飛ばして、香りと風味をつけるためにステーキにはブランデーを使うと昔聞いたことがあったような。

ブランデーの炎が立ち上る様はお料理ショーを見ているような感覚になっていきました。

きれいに調理された野菜やサイコロステーキが手際よく盛り付けられて、ご飯やしじみの味噌汁と共にあっという間にテーブルの上にセッティング。

ステーキのランチセット

まずは脇を飾るしじみ汁から。

一口めから、貝の出汁がしっかり効いた味噌汁が体に沁み渡ります。
そしてしじみがでかい。

お椀に入ったしじみは、どれもあさりくらいの大きさ。
丁寧に砂抜きされているのでどのしじみを食べてもジャリっとした食感のものは1つも無くてすばらしい。

一緒に添えられたご飯は新潟で採れたお米ブランド新之助。
コシヒカリより粒が大きくて冷めてもおいしいお米。

美しく焼き上げられたサイコロステーキは、真ん中の部分がほんのりローズ色のミディアムレアで。食欲をそそります。

サイコロステーキは肉特有の臭みやクセは全く無く、肉の旨味が口いっぱいに広がります。

ステーキに集中する間はおしゃべりは一時中断して、ステーキを頬張ることに。

夢中で食べ進めてあっという間に完食でした。

サイコロステーキ

ちょうどその頃、お隣のカウンター席には高齢のグルーブが着席されており、ステーキランチセットを注文されていました。
みなさんボリュームたっぷりのお肉料理を楽しまれています。
このやわらかでクセのないお肉なら高齢になってもぺろりと平らげることができそう。

食後のデザートは別室でゆっくりと

食後のデザートは鉄板焼きの席から別室のテーブル席に移って、ゆっくりお茶を楽しめる所もお気に入りポイントの一つ。

スタッフの方に案内されて通された部屋はクラシカルな空間に大きな窓際の席。

食後は別室に通されてゆっくりとお茶を楽しむ
食後のデザートは別室で
食後のコーヒーとデザートは喫茶ルームでいただく

今回のデザートはメロンが乗ったなめらかなプリン。

コーヒーには小さなクッキーと豆菓子が添えられていました。

プリンも口当たりが良く、甘くてジューシーなメロンがよく合います。
ぼんやりと景色を眺めながら、食後のお茶をゆっくりと楽しみました。

食後のプリン

利用してみた感想は

以前にこちらを利用した時はコロナが大流行する前で、今よりも少し値段設定が安くて当時は「この値段でこのサービスは本当にいいの?」と思うくらいお得感がありました。

値段設定の部分で値上がりしていたのは少し残念ですが、特別な日にごちそうを堪能するという気分をあげてくれる雰囲気やサービスは満足できるものでした。


さて、お腹がいっぱいになったところで、この後は町歩き。
新鮮な食材が揃ったピア万代や、昔の面影が残り、歴史的建造物やレトロ喫茶が点在する古町などたくさん歩く予定を考えていたので、しっかりとパワーが充電できました。

新潟の景色を見ながらデザート

※こちらは2024年8月の情報です。最新の情報とは異なる可能性がございますので、訪問の際は事前にお店にご確認ください。

紹介した場所

FRENCH TEPPAN 静香庵

FRENCH TEPPAN 静香庵

住所: 新潟県新潟市中央区万代3-1−1 19F メディアシップ

交通:JR新潟駅より徒歩で約10分

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