旅行初日で向かう成田空港はワクワクが詰まった楽しい場所。
さあ、これから旅が始まるぞ、という意気込みと空港カウンターでのチェックインの慣れない作業にちょっとした緊張感が合わさり、旅行初日特有の高揚感に包まれてしまいます。
今回は本格的な旅行の前に成田空港の下見として、成田空港ターミナルの中を散策して旅行気分を味わってきました。
目次
成田空港に入るにはパスポートが必要?
普段、成田空港に行くときは海外旅行に出発するときなので、当然パスポートを持参して利用していました。
空港で旅立つ人を見送りする人など、海外に渡航しない人が成田空港を利用するのにパスポートの所持が必要か気になります。
数年前は、空港に入る前にパスポートの確認があった記憶もあり、パスポートもしくは身分証があったほうがよいのかジワジワと心配になってきました。
結果としては、海外に渡航しない人はパスポートは不要。
以前は海外に渡航しない人もパスポートや身分証などの確認があったそうですが、2015年には不要になったそうです。
もしかしたら、なにか情勢などの変化によりまた規則が変わるかもしれませんが、2024年6月はターミナルに入るのは可能。ただし入国審査など規制のある所は入れません。
空港内のレストランフロアで和食ランチ
スムーズに空港内に入っていくことができて、安心したところでチェックインカウンターの並ぶ出国ロビーがある3Fへ。
電光掲示板の前にアルファベットで表記された各航空会社のカウンターや、空港特有の「チャラララン・・」というアナウンス音。
これらすべてが旅立ちの気分を上げていきます。
レストランやショップがある4Fフロアへ移動するため、チェックインカウンターの奥にあるエスカレーターで上のフロアへ。
4Fには寿司やとんかつ、蕎麦屋など和食レストランが目立ちます。
カフェはスタバやマクドナルドなどもありますがスペースが小さい店舗。
このほかカフェ&ダイニングのフードコートもありました。
そういえば第2ターミナルを利用した時は、4Fのフードコートを何度か利用していたな、、、ということを思い出しながら和食が並ぶレストランエリアへ。
気になっていた信州そば処 そじ坊へに入ることにしました。
飛行機の離発着を見ながら食事をする
そじ坊の店内に入るとカラリと明るく、広めのスペース。
窓際のカウンターは飛行機の動きが見える座席で開放的。
今回訪れた日はあいにくの雨でしたが、大きな窓から時折飛行機の姿を見ることができる座席は曇り空でも旅行気分を満喫できるのでちょっと楽しい。
しばらくすると、オーダーしていた天ざるそばのセット。
生ワサビが小さなわさびおろし器と一緒に添えられています。
生ワサビはおろし器ですっていると少し粘り気があって、辛味もマイルド。
たっぷりおろし器でおろして、惜しみなくそばつゆにつけながらお蕎麦をいただくと爽やかな香りが広がり、鼻に鋭い辛味が襲ってこないので、いくらでも入りそう。
カラリと揚がったエビと野菜の天ぷらは天ぷら用のつけダレもついていたけれど、濃くて少し甘めの蕎麦つゆの方が合うとかんじて、蕎麦も天ぷらも蕎麦つゆでいただきました。
完食する頃には蕎麦つゆも無くなりそうだったので、最後の一滴もきれいに完食。
そじ坊は東京駅エリアで利用したことがありましたが、空港の中にある店舗はまた格別。
飛行機を見ながらの特別感がいつもと違う蕎麦の味となりました。
成田空港ターミナル間は無料シャトルで移動
お腹がいっぱいになったところで、第2ターミナルから第1ターミナルへシャトルバスを利用して移動することにしました。
まずは1階に移動して、第一ターミナル行きの無料シャトルバス、18番停留所へ。
バスに乗って約5分ほどで第一ターミナルのバス亭に到着。
第一ターミナルのバス乗り場は利用客で賑わっていました。
国際線出発ロビーの4F方面へ。
第一ターミナルのショップやレストランはエアポートモールに集まっていました。
こちらは第二ターミナルよりお店が充実。
エリアも広く感じます。
第1ターミナルはショップが充実
エアポートモールはカフェはスターバックスやDEAN&DELUCAなど人気カフェの他、やはり和食のレストランが多め。
日本を発つ前に和食でも・・・という人が多いのでしょうね。
そして第一ターミナルは旅行用品や雑貨のお店が第二ターミナルより充実しているように感じました。
成田空港で北海道土産を購入
ふらふらお店を眺めながら散策していると、北海道の名産を集めたお店がでてきました。
店舗の入口には北海道銘菓の和菓子やカステラなど、小袋やバラ売りされているお菓子が並び、購入しやすい価格に財布のひもが緩みます。
入口の北海道銘菓たちに気を取られてふらりと入ったお店、北海道食賓館。
空港の雰囲気ですっかり旅行気分に浸っていた中に北海道土産を見ているとつい真剣に商品を手に取って眺めてしまいます。
お、以前から気になっていた札幌農学校 開拓の詩クッキーが置いてある。
3枚重ねたサブレの半分にチョコレートがかかったクッキーで北海道物産展で見かけた時から気になっていたお菓子・・・。
この機会にお買い上げ。このほか一口カステラやハスカップクリームを挟んだふわふわ食感のブッセなどを選んで北海道土産ならぬ成田空港土産としました。
成田空港散策まとめ
成田空港から成田エクスプレスに乗って帰宅すると、不思議なことに遠くに出かけていないのにどこか旅行から帰ってきたかのような充実感と疲労があり、実際に旅行してきた気分が一気に出てきました。
やはり空港は特別な場所。
旅行に行くときの出発地点や終着地点になる場所だからでしょうか。
空港ターミナルに立ったときから、無意識に自分の中の旅行スイッチが押されていたことを気づかされたひと時でした。
紹介した場所
◆信州そば処そじ坊成田国際空港第2T店
住所:千葉県成田市古込1−1 第二旅客ターミナルビル本館 4階 成田国際空港
◆第1旅客ターミナルビル 北海道食賓館
住所:千葉県成田市三里塚御料牧場 1-1 中央ビル
4F 成田空港第一ターミナル
2023年の日光観光についてはコチラ↓↓