マレーシア料理ロティチャナイを知っていますか?
マレーシア料理のロティチャナイについて。 この料理に出会ったのはマレーシアのランカウイ島や、コタキナバルに旅行したときでした。白くて四角い生地を鉄板の上で焼いたもので、見た目はナンのようですが、焼き立ては表面はパイのようにサクサクで中はもちっとした食感。 これにカレーソースをかけていただきます。 ちなみにランカウイ島で滞在したホテルの朝食では焼きたてのロティチャナイに、はちみつが添えられていたのですが、この食べ方もパンケーキやデニッシュのようで、これはこれでとてもおいしくて病みつきになりました。
マレーシア定番料理のロティチャナイ
日本ではほとんど見かけませんが、マレーシアではおなじみの料理で、生地のなかにバナナやたまごなど具材を入れたものなども親しまれています。 コタキナバルに滞在中に訪れたお店は、ショッピングセンターの中にあるレストランで、店内から作業場を見ることができました。 店員さんが、薄く伸ばした生地を何層にも折り重ねたものを焼いていきます。 ロティチャナイを鉄板で焼いているところを写真に撮りたくて、おそるおそる「写真をとってもいいですか?」と申し出たところ、店主が鉄板の前まで連れて行ってくれて、「さあ、シャッターチャンスだ!」と言いながら、いきなり生地を空中にクルクル回しだしました!! そんなエンターテイメントな要素も持つロティチャナイ。マレーシアに行ったら焼きたて熱々をぜひ試してほしい一品です!
美味しい マレーシア料理 東京にもありました!
日本では、なぜかタイ料理やインドネシア料理はたくさんあるのに、マレーシア料理店がなかなか見つかりません。そのためロティチャナイを出す店は限られていますが、美味しいマレーシア料理が充実したお店がありました!! マレーシア料理「マレーチャン」。池袋駅の西口から徒歩約5分ほど、西池袋公園の脇にあるお店で、入り口にはマレーシア料理のメニューがいろいろ表示されています。テイクアウトのメニューも充実している様子で、お弁当のメニューもでていました。 今回は日曜の14:00ごろに来店しました。入店時、店内は賑わっていましたが、ちょうどよくテーブルが空いており、なんとかおちついて食事をすることができました。
店内にはマレーシアのかたと思われるお客さんも何組もいらしたので、期待が膨らみます。
メニューを見てみると、種類がとにかく豊富で、カレーや麺類、ご飯ものまでページをめくるごとに気になる料理がズラリ。
しかも、あまり、ほかのお店で見たことがないマレーシア料理が満載です。
女性店主は気さくなかたで、マレーシアのことや料理のことなどいろいろと話をしてくださいました。 こちらのお店はハラール認証レストランで、30年以上マレーシア料理を提供されているそうです。 ほかの料理にも気を取られながら、メニューの中から、カレーソース、ピクルスのような野菜がついたロティチャナイプレートセット(¥1000)があったので、マレーアイスミルクティーと一緒にオーダーしました。 さて、お目当てのロティチャナイはいかがでしょうか・・・・・。
ロティチャナイはチキンカレーソースにつけていただきます。 プレートにはシナモンパウダーも添えられています。素朴な甘みがあり、カレーソースと食べている合間に、甘いシナモンパウダーをつけて食べると良いアクセントになります。 生地はちぎると、断面がパイやデニッシュのようないくつかの層に分かれているロティチャナイ独特の断面で、サクサク&もちっな食感は思わず笑みがごぼれます。 カレーのスパイシーな味で食べ進む中、途中でシナモンの甘い味に切り替えて、辛い&甘いを繰り返し、すぐに完食。 ロティチャナイプレートでもしっかりお腹は満足でしたが、ロティチャナイプレートのカレーでは量が少ない。もっとカレーを楽しみたい。という場合は、カレーメニューの中から好きなカレーとロティチャナイ(別料金300円)をオーダーするという方法もよいかもしれません。 食後にはデザートをいただきました。ココナツミルクに赤や緑のゼリーが入ってカラフルでかわいい。この色は植物の天然の着色だそうです。やさしい甘みにほっと癒されます。
異国情緒あふれた料理や店内は、どこか旅行をしたような気分に。
数人で集まって、いろんなメニューをオーダーしてみんなでシェアしてもよさそうです。
※こちらの記事は2022年3月の情報です。
■マレーチャン
住所:東京都豊島区西池袋3-22-6
交通:JR池袋駅 西口徒歩で約5分
支払方法:クレジットカード可。ただしランチタイムはクレジットカード不可。
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