東京都福生・ベースサイドストリートでアメリカンな街を散策

東京都福生市には横田基地に沿ってアメリカンな街並みが残っている・・・

そんな情報をウェブ情報誌やテレビで紹介されていて、いつか歩いてみたいと気になっていた場所。JR青梅線を利用して福生市のベースサイドストリートを散策しました。

ベースサイドストリートはJR拝島駅から福生駅まで国道沿いにアメリカンな店舗が並ぶエリアですが、実際に歩いて見ると思っていた以上に規模がでかい。

気になる雑貨やレストランも並んでいて、ふとした町の風景が異国情緒を感じるスポットが多く、立ち寄ってみたいお店もたくさん。

歩行距離約4㎞と言われている長さの街並みは、絵になる風景が多いので今回訪れたスポットをまとめてみました。

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JR拝島駅から散歩スタート

まずはJR拝島駅の北口から福生駅方面へ。
拝島駅から国道が走る幅の広い道をテクテクとしばらく歩いて行くと、長いフェンスに囲まれた横田基地が見えてきました。

そのあたりになると英語の表記の看板や、ちょっとアメリカンなお店がポツポツ点在してきたな・・・と思っていたら徐々にアメリカンテイストのお店が連なって、ベースサイドストリートに到着していました。

国道沿いにひしめくカラフルでポップなデザインのお店が作り出した街並みが、いきなり海外に行った気分に。

昔の面影を残す福生アメリカンハウス

国道沿いから少し脇道に入った静かな住宅街にスカイブルーのかわいらしい一軒家。
1958年に建築された福生アメリカンハウス。

当時使われていた時に近い形で残されていて、リビングやキッチン、子供部屋などにレトロかわいい内装が施されています。

また、芝生の庭があり、休日にはBBQを家族で楽しむ様子をなど、当時のアメリカンハウスの生活に思いを馳せていました。

レトロかわいいアメリカンな部屋は静かで穏やかな雰囲気。
敷地は広くはないので、あっという間に見学できてしまいますが、のんびりとかわいい部屋を巡る長閑な時間はなかなか良いひととき。

印象に残るアメリカンな店４選

ベースサイドストリートには、おしゃれなお店もたくさん。

まるで映画のセットかな？と思うほど雰囲気のあるお店も。

今回町の中を歩いて印象に残った４つのお店を紹介していきます。

老舗レストランのピザとパスタ

拝島駅から国道沿いにベースサイドストリートをどんどん進んで行くと広めの敷地にちょっとレトロモダンなレストランが出てきました。

ピザ＆レストランNICOLA　横田本店。

創業から62年の老舗で、日本にアメリカンスタイルのピザを広めたと言われているお店。

店内は赤を基調としたソファー＆テーブルの座席が広がり、ベストを着こなした店員さんが物腰柔らかに対応し、古き良き時代のレストランの雰囲気を醸し出していました。

友人とメニューを広げながらあれこれ迷いながら料理を選択。
また、二人分のボリュームもどれだけの量になるか気になるところ。
いろいろ考えた末、メインは魚介類がたっぷり乗ったシーフードピザを選択。

ピザに合わせるなら、、、ということで、サラダやパスタメニューも頼んでみよう。
パスタは、カルボナーラで決定。
料理はいずれもサイズがS・M・Lと選択できる仕組みになっていました。

料理が運ばれてくるまで、ビールで乾杯。

乾いたのどを潤しながら気になる料理を待っています。

初めに出てきたサラダ。
ドレッシングはとろりと濃く食欲増進。

サラダを頬張り、新鮮な野菜の食感を味わっていると出てきました、シーフードピザ。

トロリとした濃厚なチーズと魚介たっぷりのピザはパリッと焼きあがった生地によく合い、正統派なピザの味。

パスタもオーダーしたので少し小さめサイズにしてしまったけれど、もっと大きめサイズでも大丈夫だったかも。

ピザのすぐ後にカルボナーラも登場。
カルボナーラもモチモチなパスタに濃厚なソースがよく絡まっておいしい。
落ち着いた雰囲気の中、本格的アメリカンスタイルのピザやパスタで大満足なランチでした。

Tシャツが安くてかわいい雑貨店

大通りから少し脇道に入ったところに雑貨が所狭しと並んだお店を発見。
アメリカンな雑貨屋さんエイプリルトーン。

ミリタリー風なTシャツやピンバッチのほか、おもちゃのようなカワイイ雑貨から調味料や食品までいろんなものが店先から店内までびっしりと並んでいます。

Tシャツの種類は豊富で1枚1500円ほどで思わずまとめ買いしたくなる価格帯。

サイズも子供服～大人のサイズまで揃っていて親子でコーディネートもできそう。

ピンバッチはいろんなデザインのバッチが箱に仕切られて陳列されています。

バッグとかに重ね付けしたら程よいポイントになりそう。

お店の奥の方にはいろんなスパイスが使い切りサイズでセットになったカレーセットや調味料なども並んでいて、たくさんの品ぞろえの中から宝探しみたいにお気に入りを探してみるのも楽しそう。

モチモチ食感がクセになるベーグル

大通り沿いに正面にシャンデリアの様な照明が映えるスタイリッシュなカフェを発見。

ベーグル専門店のフレッシュベーグルHooP。

店内に入ると目移りしそうなほど種類豊富なベーグルがズラリと並んでいます。

広い店内の奥にはカフェエリアがあり、カフェメニューやドリンクが味わえる様子。

テイクアウト用のベーグルを手に取ってみるとどれもずっしりと重く、生地がモッチリ食感が期待できる感じ・・・。

これは何種類かベーグルを食べ比べしてみたいので、お土産として購入してみました。

シンプルなものからクッキークリームフレーバーなどのスイーツ系、レインボーカラーのベーグルまで、他の店舗では見たことがないような楽しい品ぞろえ。

また、レジもアメリカのカフェを彷彿するような内装で、海外で買い物している気分に。

ベーグルは翌日の朝食でいただきました。
どれもモッチリ食感の生地がおいしい。

甘い系のフレーバーがついていた物は意外とあっさりしていて、プレーンのベーグルのようにクリームチーズやジャムと合わせてもおいしくて、福生に再訪した時は他のフレーバーのベーグルをお土産してみたい。
モチモチ食感が印象的なベーグルでした。

アメリカンでキュートなカフェ

ミント色と白を基調にしたおもちゃのお家のような外観でひときわ印象的だったカフェ、ミントモーテル。

かわいらしい店舗は内装が気になってしょうがない。
幸いにも座席は空いている様子だったので、ミントモーテルでお茶することにしました。

店内は期待通り、フォトジェニックな空間。

まるでドールハウスの中に入ったようなかわいらしさ。

内装もキュートな世界観ですが、レジカウンターに設置されたショーケースには、カラフルなバタークリームで仕上がったカップケーキ。

レジで注文してから座席に着くスタイルで、メニューにはケーキやコーヒーなどの他にもワッフルやクリームソーダなども揃っていました。

空いていた座席に座って、それぞれ注文したカップケーキやクリームソーダなどをテーブルに並べてみるとこれまたおもちゃのようなかわいらしさ。

食べるのがもったいないくらい。

かわいいケーキは、食べてみると生地はしっとりとした食感。
カラフルなクリームもしつこくない甘さで程よくしっかりめの食感が食べ応えがあって美味しい。おもちゃの様な見た目できちんとおいしいスイーツ。

ワッフルも注文してから焼き上げているようで、テーブル席からワッフルメーカーに生地を流して焼いている様子が見えて、程よく焼きあがった時にはほんのり甘い香りが漂い、カラフルでドールハウスの様な店内の雰囲気によく似合う香り。

店内のアメリカンな雰囲気を出すための装飾品かと思っていたワッフルメーカーは、しっかり調理器具として活用されていました。

福生の散歩まとめ

国道沿いに広がる長いアメリカンスタイルの街並みは予想以上に店舗が充実。

気になるレストランやカフェなどまとまったエリアに集中しているので、利用しやすく感じました。

今回利用しなかったお店の中にも行列ができているダイナーや雰囲気の良さそうなレストラン、何のお店か分からないけど印象的な店舗など、気になるお店はまだまだたくさん。

また近いうちに、週末休みや何も予定を立てていなかった休日などを利用して、新しいお店開拓に福生の町をふらりと旅行気分で再訪してしまいそうです。

※こちらの内容は2024年5月の情報です。

紹介した場所

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