昭和記念公園で鮮やかなブーケガーデンやひまわりの丘を散策し、夏の花を満喫した8月。
予想以上に敷地は広く、前回行くことのできなかったエリアがずっと気になっていました。
9月に入ってまだ暑さは続き、いつまでも夏の気分は抜けないのですが、昭和記念公園のホームページを確認するとひまわりの季節は終わり、コスモスの開花時期に入っているとのこと。
秋の花、コスモスが鑑賞できるエリアは前回行かなかったエリアになるので、秋の昭和記念公園を散策するため週末に出かけてきました。
目次
花畑の鑑賞は西立川駅から昭和記念公園へ
昭和記念公園は立川方面から昭島市へまたがるほど広大なため、入場口がいくつかあり、立川口、西立川口、玉川上水口、昭島口など、それぞれ行きやすい電車や車の都合でどの入場口からスタートするか決めることができるのも他の公園と異なるポイント。
今回はブーケガーデンや花の丘など、花畑を中心に鑑賞したかったので、JR西立川駅からすぐの、西立川口から入場しました。
JRの駅からすぐ目の前!便利な西立川口
JR青梅線の西立川口駅は昭和記念公園の西立川口から徒歩約2分と、ほとんど駅と公園が連結しているかのようなゲートは電車利用者には大変便利。
電車を降りて公園の方面へまっすぐ歩いていくとすぐに入場券売り場に到着します。
(※2023年9月情報)
券売機では現金の他、ICカードやPayPayなどキャッシュレス決済も可能。
ゲートをくぐったら、防虫スプレーの設置あり。手足に吹きかけて園内に進みます。
前回、JR立川駅で降りて立川口から入場したときは花畑があるブーケガーデンに到着するまで30分はかかっていたと思うので、西立川口ならその半分くらいの時間でサクッとブーケガーデンまで到着できました。
西立川口から入場すると、すぐに水鳥の池が出てきました。
ボートハウスからのんびりとボートを漕ぐ人たちや、水辺でじっと佇むサギの姿が。
野鳥の鑑賞も気になるところですが、今回は花畑をメインにしていたので、まずはブーケーガーデンへ。
秋のブーケガーデンとピンク色のコスモス畑
みんなの原っぱに到着すると、色鮮やかなブーケガーデンの花畑が広がっています。
8月に来た時も赤やピンク、黄色オレンジなど様々な色と種類の花で鮮やかでしたが、9月半ばも同様にかわいらしく華やか。
ブーケガーデンの奥に見えるシンボルツリーの大ケヤキが少しだけ葉が色づいている部分があり、少し秋の気配を感じました。
ブーケガーデンから原っぱ東花畑の方へ進むと、今度はピンクのコスモス畑。
風に揺られて可憐がコスモスが開花しています。
畑は花が色づき始めたところ、という感じなので、きっとこれから満開に地面を花で埋め尽くしていくのかもしれません。
前回はこもれびの丘に行くことができなかったので、みんなの原っぱの先にある花の丘やこもれびの里を目指すことにしました。
その道中に発見した栗の木。
たくさんイガグリを実らせた木が風に揺れています。
残暑が長引く9月でしたが、イガ栗を見てひそかに夏から秋へと季節は変わっているんだなと実感。
ようやく花の丘が見えてきたと思ったら、丘全体が黄色い。
何だろうと近づいてみたら・・・そこはもう別世界でした。
秋空に映える花の丘に一面のレモンブライト
花の丘は圧倒的な広さの花畑に絨毯の様に広がる黄色いコスモス、レモンブライトが満開。
迫力さえ感じる広さに童話の世界のようなレモンブライトの花が敷き詰められて思わすため息が出るほど。
花畑をまわっているうちに気温が上がり、汗だくになって歩き回っていましたが、この眩しいくらいの花の群れは撮影したくてたまらない。
暑さを気にせず、ぐるりと丘の上を周遊していきました。
レモンイエローの花畑は段々になっていてどこまでも続く黄色い帯。
花畑の間からぽつんぽつんとお花を観賞している人達の頭が見えます。
そしてどこでもドアみたいな演出がされている撮影スポットも設置されています。
いろんな工夫で童話みたいな風景が広がっていました。
木陰からレモンブライトの花畑を撮影していると、木の上から数粒の小さな木の実が落ちてきました。
「あれ?なんだろう?」
と頭上をの枝を見上げてみると、カラスが真上に止まっています。
どうやら木の実のいたずらはカラスでしょうか。
公園内は何気にたくさんのカラスがいるので、注意が必要です。
原っぱの前のオカカフェでクールダウン
たくさん歩き回ったあとは、みんなの原っぱの方へ戻ります。
暑さと足の疲れで一休みしたかったので、みんなの原っぱの花畑前にあるオカカフェで何か冷たい物を求めて入店しました。
緑豊かな公園のイメージにあう、木のぬくもりを感じるカフェ。
こちらで、抹茶フラペチーノのようなドリンクとミニクロワッサンをいただきました。
店内で冷たい物を食べていると途中で寒くなるかもと思い、テラス席を選択。
明るい緑の景色をみながらの休憩は正解でした。
抹茶のドリンクは生クリームと思ってストローですくってみるとソフトクリーム。
冷たくて、のどにサラッと溶けていく甘さがうれしい。
思いのほかソフトクリームの部分が多かったので、紙のストローが途中で柔らかくなってしまったので、カウンターで使い捨てスプーンをもらい、断然食べやすくなりました。
昭和記念公園の花畑をまわってみたら
8月に行ったばかりで、9月になっても残暑が続く日々だったので、園内はそんなに変わっていないかなと思っていたら、少しづつ葉が色づいているケヤキの木やブーケーガーデンにケイトウの花が増えていたり少しづつ変化がありました。
また、栗の木にはイガグリの実がたくさん実っているところに、秋を感じる場面も。
そして今回は何といっても丘一面にひろがるレモンブライトの花畑。
花の丘を見るだけでも昭和記念公園に行く価値があると思う現像的な風景です。
少し季節が違っただけでも楽しめた広い公園。
紅葉の時期や春の時期などもどんな景色がひろがるのか楽しみです。
紹介した場所
◆国営昭和記念公園
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
交通:立川ゲート:JR中央線 立川駅北口より徒歩で約10分
西立川ゲート:JR青梅線 西立川駅公園口より徒歩で約2分
8月の昭和記念公園についてはコチラ↓↓