旅行ブログやテレビで風光明媚な景色の紹介などで紹介されていた昭和記念公園。
広大な敷地に四季折々の花畑が、訪れた人の目を楽しませているとのこと。
今度の休みに出かけてみようとホームページを確認すると、8月後半はひまわりの花畑とハーブガーデンの色とりどりの花畑が見頃を迎えている様子。
残暑の気配がまだ漂う8月後半に国営昭和記念公園の最寄り駅である立川駅へと向かいました。
目次
広大な公園を地図に沿って進んでみた
昭和記念公園は立川市から昭島市へまたがる広大な公園。1日で回るのは大変そう。
敷地内にはレンタサイクルの設置もあるようです。
なお、5つのゲートと3つの駐車場があり、電車利用や車でもアクセスが比較的楽に出来るようです。
今回はJR立川駅北口からあけぼの口へと進んでいきました。
立川駅北口からスタート!チケット売り場まで遠かった
とりあえず敷地の中に入ったものの、広くてよく分からずとりあえず奥に進んでみます。
あけぼの口からはいると広大な原っぱと前方に近代的な建物が。
まずは前方に見えていた近代的な建物、花みどり文化センターへ向かいました。
館内に入ると空調が効いていて涼しい。
スタッフの姿は見えなかったのですが、昭和記念公園の地図が「ご自由にお取りください」状態で設置してあったので、まずは地図をゲット。
花畑が鑑賞できるブーケガーデンとハーブの丘を目的地とし、進む方向がわかったので、涼しい館内を出てジリジリと陽射しが強くなっていく中、公園内へと進んでいきました。
実は花みどり文化センターに到着したときには、この辺りが公園の半分くらい進んだとこかな?などと思っていたのですが、とんでもない。
まだ入場券を購入する券売機にも到達できていない状態でした。
入場料や開園時間は?
花みどり文化センターからみどり橋を進み、立川ゲートに到着してようやく入場料を購入。
入場料を購入し、ようやくスタート地点に到着しました。
【入場料】
大人(15歳以下)450円
子供(中学生以下)無料
シルバー(65歳以上)210円。
【開園時間】
有料区は3月~10月 9:30~17:00。11月~2月 9:30~16:30
※緑の文化ゾーンは季節ごとに少し時間が変わるのでホームページなどでご確認が必要。
(昭和記念公園のホームページを参照)
入場ゲートを通過すると、華やかな花壇がお出迎え。
ようやく公園らしい雰囲気になってきました。
前方の噴水の方へと進んで行くとと銀杏並木と藤棚。
緑の葉が青々と茂った通路が涼しげですてき。
藤棚には長椅子があり、木陰で休憩している人の姿もみえました。
直射日光を木々が遮り、気温が下がっているような気がします。
その先は目印にしていた噴水が出てきました。
やはり水のある風景は、暑さが紛れていきます。
噴水を目標に奥へ進んでいくと、パッと鮮やかな紅色の花が満開の木々のサルスベリ。
サルスベリが満開の木々やハーブガーデンへ
深紅の様な濃いピンクの花が満開の木々たち。
ふわふわとした花弁が風に揺られて気持ちよさそう。
サルスベリの木々を通過して奥に進むと水鳥の池がでてきました。
この辺りにくると木々に覆われて林道の中を歩いているみたい。
途中、森の中にこんなかわいらしいお家を発見。
童話の中の7人の小人がでてきそう。
遊び心が散りばめられた園内の道を進みつつ、ブーケガーデンやハーブの丘の方向を確認しながら進んで行きました。
すると「ハーブガーデン」という標識が登場。
ブーケガーデンやハーブの丘を目指していたところに「ハーブガーデン」がでてくるとは、ややこしい。
でもせっかくなので寄り道していきます。
標識の先にイングリッシュガーデンの様なハーブの庭が出てきました。
規模は小さいですが、驚いたことに様々なハーブの香りが風に乗ってお庭の一帯に漂います。
まるでイタリアンの料理を準備している時のような数種類のハーブの香り。
新鮮なハーブの香りでちょっと贅沢な気分になりました。
東京とは思えない絶景のブーケガーデン
かわいらしい英国風の庭園、ハーブガーデンの奥に進むと、そこは池の野鳥を観察できる鳥見台になっていました。
訪れたのは夏の陽射しが突き刺さる昼下がり。
念のため鳥見台から池を覗いてみましたが、さすがにこの時間は野鳥は不在。
きっと涼しいところへ移動しているんでしょうね。
本日の目的、花畑を見に行くために来た道を引き返しました。
まるで童話の世界の様なブーケガーデン
ブーケガーデンの標識に沿って進んで行くと、視界がパッと広くなるような広場や遊具が設置してあるところが出てきました。
前方には点々と色とりどりの花の群れ。
ブーケガーデンに到着です。
すごい。花束を原っぱに敷き詰めたような花畑。
今まで見てきた花畑は1つの畝に1種類の花がきちんと整列して咲いているパターン。
ブーケガーデンはいろんな種類の花々が色とりどりに花束みたいに咲いている。
また、花畑の奥には大きなケヤキの木が絵になる。
童話の中に出てきそうな風景に思わずここが東京だということを忘れてしまいそう。
あちこち気になる角度で撮影したくなるようなかわいらしい風景に、陽射しの強さも忘れて写真をとりつつ歩き回りました。
一通りブーケガーデンを鑑賞したあと、ひまわりの畑のような場所に移動すると、その一角はすでに花が終わっている・・・
ひまわりの時期は過ぎたのかな~と少しがっかりした気持ちでいると、別の方角に黄色い花が満開の場所をみつけました。
ひまわりの種類によって見頃の時期が異なるようです。
この時期はサンフィニティというひまわりが満開で黄色いじゅうたんのように丘の上を花で埋め尽くし、これまた童話の世界のようでした。
ヒマワリが満開・黄色い花のじゅうたんハーブの丘
ハーブの丘のひまわり、サンフィニティ。
花の大きさは通常のひまわりより小さくて一本の茎からいくつか枝分かれしていくつもの花を咲かせます。
ひまわりと一緒にパンパスグラスも風に揺れて丘の上を彩ります。
サンフィニティは花が通常のひまわりより小さいだけでなく、全体的に華奢で可憐。
ひまわりだよと案内がないと全く別の花かと思うほどタイプが違います。
なお、サンフィニティのほかにもいくつか別の品種のひまわりもありました。
こちらはゴッホのひまわりみたいな品種。
こちらはサンフィニティと通常のひまわりの中間といったとこでしょうか。
どの花も夏が来たと表現しているかのように緑と黄色のビタミンカラーがまぶしい。
ハーブの丘は西立川ゲートが近い
ハーブの丘でひまわりを鑑賞した後は帰り道へ。
立川駅方面に行こうと思ったのですが園内の標識を見るとハーブの丘やブーケガーデンエリアは西立川駅のゲートの方が近いです。
予想以上に足が疲れていたので、西立川口ゲートを目指して帰ることに。
ハーブの丘からブーケガーデンに戻り、そこからさらに林道へ・・・。
西立川ゲートを通過して公園の外に出ると、JR西立川駅の公園口のほぼ目の前。
なんと、花畑を鑑賞するには西立川駅を利用するほうが楽でした。
昭和記念公園の散策をした感想
広い広いと聞いていた昭和記念公園。
実際に歩いて見ると1日で園内を全てみることはムリだと実感できるほど広大でたくさんの花壇にかこまれた公園でした。
ブーケガーデンはハーブの丘は東京都の敷地をは思えないほどの花畑。
季節が変わると他の花に変わって新たな景色をみられるとのこと。
今度は秋の花畑を見たくなり、秋に満開をむかえる花は何かなと考えていました。
また、今回行くことのできなかった日本庭園やこもれびの里を歩くことも次の課題。
次の季節の昭和記念公園の景色が楽しみです。
紹介した場所
◆国営昭和記念公園
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
交通:立川ゲート:JR中央線 立川駅北口より徒歩で約10分
西立川ゲート:JR青梅線 西立川駅公園口より徒歩で約2分
8月の蓮の花が満開の不忍池についてはコチラ↓↓