足湯の展望台

東京から日帰りでどこか行けるところは無いかと探していた時に、ふと思いついた小田原。

小田原のイメージは何でしょうか?
小田原城、かまぼこ・・・・。
ネットを検索してみると、漁港が近いので海鮮グルメが楽しめたり、駅の近くには足湯があったり、想像していたよりも気になるスポットがいろいろ出てくる・・・。

電車を利用すれば東京から1時間半くらいで行ける距離。

また、電車の本数も比較的多く、簡単に日帰り観光ができるので今度の休日に小田原の町歩きはいかがでしょうか。

小田原城

東京から小田原までのアクセスと所要時間

東京駅から小田原駅まではJR東海道線を利用して約1時間半ほど。

また、新宿駅から小田原駅まで小田急線を利用した場合も約1時間半ほどで行ける距離。

なお、新幹線を利用すると東京から約30分で小田原に到着できます。

旅の目的やプランによって在来線でのんびり行くか、新幹線を利用するか決めても良いかもしれません。

小田原駅の小田原ちょうちん

お昼は新鮮な海の幸を堪能

2019年にオープンした魚のテーマパーク、TOTOCO小田原。

相模湾を面した場所に1Fは土産物や海産物、2F、3Fが食事処で、海を一望できるテラス席も設置されて食事を楽しむことができます。

小田原駅からのアクセスは、JR東海道本線の小田原駅から1駅先の早川駅で下車。

JR東海道本線 小田原駅 → 早川駅 所要時間 約7分

早川駅から徒歩で10分ほど移動すると大きな建物が見えてきます。
早川駅をから所々にTOTOCO小田原の方角を示した看板や標識がでてくるので、迷わずに行くことができました。

 TOTOCO 1Fのおみゃげフロア

ランチタイムは大人気。ボリュームたっぷりの海鮮丼

ここに来たからには、新鮮な魚介のランチを求めて来たお客さんでいっぱい。
そのため、2Fの食事処「小田原漁港とと丸食堂」はランチタイムは食券売り場が大行列。

少し早めのランチで利用した方がスムーズかも。
ちなみに、3Fはお刺身のブッフェコーナーとなっていました。

2Fで食券を購入すると、番号がふられた食券が券売機から出てきます。
券売機と厨房が連動していて、注文したものが出来上がると食券の番号が電光掲示板に出てくる仕組みになっています。

まぐろのトロとろどんぶり

今回頂いたのは、まぐろのトロとろどんぶり。
5種類のマグロが乗った贅沢丼。

刺身醤油のほかにごまだれもかけていただくことができます。
また店内の中央にだし汁が入った寸胴が置いてあり、どんぶりの最後にだし汁をかけて出汁茶漬けにして食べることができます。

ボリュームのある新鮮な刺身がたくさん乗ったどんぶり。
漬けまぐろやねぎとろ、切り身などいろんなマグロが楽しめる。
食感もなめらかで、変なスジが無く食べ応えあり。

自由にいただけるだし汁も魚介の旨味が出ていておいしい。
コラーゲンもたっぷりで湯呑に取り分けてだし汁をお吸い物感覚でいただきました。

相模湾が一望できる青い景色が爽快

TOTOCOからの海の景色

ランチは店内の他にも、テラス席で海を見ながら頂くこともできます。
晴れた日のテラス席は真っ青な空と一面の青い海。
夏が来たなーッという実感が出る爽快な景色。

本当はテラス席でランチをとりたかったのですが、今年の夏は異常気象。

35℃の日中は海の近くでも熱風しか感じられず、まずは涼しい店内で食事をして、そのあとテラス席に出て海の景色を眺めて1Fへ降りていきました。

相模湾が一望できるテラス

ランチのあとは夏にぴったりレモンソフト

1Fのお土産売り場をぶらぶらしたあとは小田原漁港プリンの店でレモンソフトを購入。
見た目もかわいい最近流行りのモコモコした形のソフトクリーム。

レモンの爽やかさがありつつ、少しクリーム感もある優しい酸味のレモンソフト。

熱風が走る暑い日にぴったり。

小田原レモンソフト

ただし早く食べないと、すぐに熱風で溶けてしまうので、外で歩きながら食べるのは難しいと判断し、購入直後に比較的涼しい1Fの出入り口付近で急いで完食。
ごちそうさまでした!

小田原町歩きの王道は小田原城を目指して

美しいお堀脇の道

小田原駅の東口を降りると、町のシンボル小田原城が見えます。

小田原駅から小田原城址公園までは徒歩で約10分ほど。
緑の鮮やかな小道が出てきたら、お堀と風情ある赤い橋「まなび橋」が見えてきました。

まなび橋
まなび橋
まなび橋渡ったところ


ここから入場するのかと思っていたら、案内掲示板によると、まなび橋の先にある馬出門(うまだしもん)から城内散策の入口になります。

馬出橋から入城

小田原城址公園の観光情報について

小田原城は戦国時代の武将、北条氏の本拠地として有名なお城。

3代目当主である北条氏康の時代には戦国武将の上杉謙信の攻撃にも耐え、関東から排除したことにより、難攻不落の城と言われるようになったそうです。(小田原城公式ホームページより参照)

小田原城


町のシンボル小田原城は、小田原城址公園の中にあり、敷地の中にはこのほかに福徳二宮神社やこども遊園などの設備もあります。

また、1960年に復興された天守閣は館内の中には歴史を案内した掲示物や動画などがあり、美術品の展示もあります。

そして天守閣のハイライトといえば、最上階からの眺め。
小田原の街並みや相模湾が一望できる景色は爽快なので、おすすめのスポットです。

★天守閣 入場料★
天守閣 単独券 大人:510円。小中学生:200円
常盤木門と2館共通券 大人:610円。小中学生:220円

最上階からの眺め
夏らしい海の町の風景
天守閣最上階からの景色

二宮金次郎を祀った報徳二宮神社

天守閣からすぐ近く報徳二宮神社があります。

小田原で誕生した二宮金次郎をお祀りして1894年4月に創建された神社。
勤勉なことで知られる二宮金次郎。
学業の神様としてご利益があると親しまれているそうです。


敷地内には二宮金次郎のブロンズ像や、センスの良いカフェが併設されています。

報徳二宮神社

比較的小さな敷地ですが、風情ある池があり、緑の葉が生い茂る木々に囲まれた境内。
落ち着いた雰囲気の心地の良い時間を過ごすことができました。

小田原城址公園内には蓮の花咲く池がある

福徳二宮神社の参拝をしたあと、すぐ近くに蓮の葉が広がる池を発見。
小田原城南堀でした。

小田原城南堀


8月は蓮の花が見頃の時期。
鮮やかなピンクの花が毬のようにポンポンと見事に咲いています。

また、池の前には大きな藤棚があり、ステキな緑の木陰を作っていました。
この藤棚は御感の藤(ぎょかんのふじ)として有名で、小田原市指定天然記念物になっている重要な藤でした。

藤棚と蓮の池

観光をしたあとに足湯に浸かってリフレッシュ

小田原駅前に2020年にオープンした複合施設、ミナカ小田原。
お土産屋さんやフードコート、ホテルなどが入ったお洒落な施設。

このビルの14階に無料で楽しめる展望足湯温泉があります。

駅の近くなので観光したあとに疲れた体に足湯で癒されたら最高ですね。

ミナカ小田原 フードコート

手ぶらで楽しめる絶景の足湯温泉

ミナカ小田原は「みらいの宿場町」がコンセプトになっているそうで、ショップや外観にどこか和のテイストが入った観光客を楽しませる雰囲気が満載の施設。

館内にはホテルも入っているのでスタイリッシュなエレベーターに乗って14Fを目指します。

14Fに着くとすぐ目の前に展望足湯庭園。

展望足湯温泉


足湯の設備もきれいで、入り口には一枚100円でミニタオルを購入できるので足湯の準備をしていなくても気軽に楽しむことができます。

展望庭園から見た景色
展望足湯庭園から見た景色

なお、足湯の温泉は箱根湯本の天然温泉。
程よい温かさの温泉に足を浸しながら小田原の街並みを眺めていやされます。

足湯に浸かりながら見た景色
足湯の場所から見た景色

なお展望庭園は、小田原城や真鶴半島、青く広がる海まで見えて景色だけでも価値がありそうなのに、足湯までついているので気分があがります。

ただし週末の夕方の時刻は利用客が多いので、混雑を避けたいかたは利用時間や平日利用などスケジュールを考えたほうが良いかもしれません。

足湯の温泉は箱根湯本の天然温泉
天然温泉で足湯体験
足湯の場所から見える景色

小田原日帰り観光のまとめ

なんとなく熱海や箱根方面の観光の通過点の印象が強かった小田原。
実際に町の中を歩いて見ると、みどころたくさん。魚介のグルメも満喫し、足湯まで体験できるとは、かなり充実した町歩きとなりました。

ミナカ小田原

東京からの距離ならば、急にできた休みでも、とりあえず行ってみるかという軽い気分で小田原を選んでみても、充実した日帰り観光が体験できます。

今度は宿をとって、温泉に浸かりながら、小田原の町をじっくり観光するのもアリだな・・・と足湯に浸かりながらぼんやりと考えていました。

※こちらの記録は2023年8月の情報です。

紹介した場所

漁港の駅TOTOCO小田原
住所:神奈川県小田原市早川1番地の28
交通:JR東海道本線 早川駅より徒歩約10分

小田原城
住所:神奈川県小田原市城内6-1 · ~69.4 km
交通:JR東海道線 小田原駅東口より徒歩約12分

報徳二宮神社
住所:神奈川県小田原市城内8-10
交通:小田原駅東口より徒歩15分

ミナカ小田原
住所:神奈川県小田原市栄町1-1-15
交通:JR東海道線 小田原駅 東口下車すぐ

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