高田馬場のイメージは近くにたくさんの大学や専門学校があり、学生が集まるイメージ。
また、ミャンマーのかたが集まるコミュニティ、リトルヤンゴンのほか、中国やタイなどいろんな国の料理店が集まり異国情緒あふれる町になっているのでメディアでもよく取り上げられて気になっている場所。
今回、高田馬場のエスニックタウンはどんな場所か実際に歩いてみたら予想よりも旅情を感じる場所で、新しい発見もありました。
目次
台湾の人気スイーツが揃う専門店
高田馬場から徒歩で数分ほど歩いたところに、台湾でポピュラーなデザート豆花やモチモチ食感の芋圓などが揃う台湾スイーツ専門店「台湾九份芋圓」があります。
台湾九份芋圓には芋圓(ユーユェン)のほか、豆乳を使ったプルプル食感の豆花や日本でも大人気のタピオカなど、素朴な甘みでホッとなごむ台湾スイーツがたくさん。
台湾九份のスイーツとは
お店の名前になっている台湾の九份(きゅうふん)とは、台北の東北約30㎞に位置する山間の町で、昔ながらの街並みと提灯でノスタルジーな雰囲気のドラマの様な町。
千と千尋の神隠しのモデルになったとも言われている九份は日本からも大勢の観光客が訪れる人気のスポット。
そんな九份には名物スイーツとして芋圓(ユーユェン)というタロイモから作ったモチモチ食感のお団子があります。
芋圓は台湾全土で食べられているようですが、特に九份では有名な名物料理。
これは現地に行かないと味わえないだろうと思い、台湾に行ったら食べようと思っていたスイーツが、高田馬場でいただくことができます。
店内は白を基調としたカジュアルでかわいらしいお店。
テーブル席やカウンター席があり、女性一人でもカップルでも気軽に利用できそうな雰囲気。
メニューは芋圓をベースにしたお椀のほかに仙草ゼリーベース、豆花ベースのお椀などのスイーツの他にも魯肉飯や鶏肉飯などの軽食も用意されていました。
フルーツ豆花に芋圓トッピング
今回はマンゴーがのったフルーツ豆花に芋圓をトッピングしてみました。
フルーツ豆花は、豆花の上にマンゴーとタピオカが乗ったフルーツポンチのような一皿。
150円追加で芋圓をトッピングできるとメニューに表示されていたので迷わず追加。
豆花もマンゴーも大好き。そこに気になっていた芋圓を加えて完璧な一皿。
さてお味は・・・・?
フルーツ豆花はレモンシロップで仕上げてあり、爽やかな甘みが夏にぴったり。
プルプルな豆花の食感やタピオカがよく合います。
そして芋圓。
モチモチとつるんとした食感が白玉にも似た感じでほのかに甘みを感じます。
初めての味わいだけどどこか懐かしいやさしい味わいでした。
異国情緒あふれるレストランや食材店
台湾スイーツの後は、高田馬場駅の早稲田口方面へと歩いて行きました。
通り沿いにはいろんな国のお店が点々と連なっていて、あちこち気になるお店が・・・。
途中でビャンビャン麺の店がプレオープンしているところを見つけて店内が気になる・・。
また、雑居ビルの地下街に気になるベトナム料理店を発見。
地下街はベトナム料理店以外の店はシャッターが降りてひっそりとしている中、こちらのお店の店員さんは明るくて感じが良く、メニューも豊富。
なんだか穴場の名店を見つけたような気分になり、こちらも次回再訪するときの候補のお店としてチェックをしました。
アジア食材が並ぶ中華系スーパー
気になるレストランを確認しながら歩いていると、明らかに他のスーパーとは雰囲気が異なる食材店がでてきました。
入口には透明で重たいプラスチックの様なすだれがかかっています。
よく東南アジアの国へ旅行した時に見かけた食料品店やスーパーで見かけた店構え。
外国のスーパーに立ち寄る気分で思い切って店内にはいったのは「熊猫物産」でした。
店内に入ってすぐに野菜やフルーツが陳列されています。
海外のローカルなスーパーでは青果がたくさん並んでいるところは独特の臭いがするところもありますが、こちらはフレッシュなフルーツの香りがして管理もきちんとされていることがわかります。
青果コーナーの爽やかなフルーツの香りに安心して、店内を散策。
お店のかたに店内の撮影の許可をいただいてから奥に進むと、お菓子や缶詰、調味料など他のスーパーではあまり見かけない商品がたくさん。
入り口は小さいけれど奥行きがあり、棚にはびっしりとたくさんの食材。
旅行気分で、アジア系食材の数々をただ見ているだけで楽しい。
海外のお店では気になる食材や調味料はその国の言語と英語表記しかなくて、どうやって使うのか分からない場合もあります。
ところが、ここはニッポン高田馬場、商品名や値段がしっかり表示され、おまけに日本語のポップで簡単な説明が書いてある商品もあるので、ちょっと試しに買ってみようかな・・・という気持ちになり、財布のひもが緩くなります。
お店の入口に福の字を逆さにした標識が貼ってあったり、中華系のお菓子や食材が多く見られたので中華のお店かな?と思っていたのですが、ブンボーフエのスープの素やベトナム風ビーフシチューのボー・コーの素などベトナム食材もあり、様々な国の食材が置いてある様子。
今回はブンボーフエのスープの素を購入し、自宅でベトナムの麺料理、ブンボーフエに挑戦してみる予定です。
ミャンマーや東南アジアの食材が揃う店
熊猫物産と同じ並びに似たようなアジアの食材店を発見。
こちらは東南アジアの国に行ったときにありそうなスーパーの雰囲気「エムエムマート」。
三ヤンマーの食材やハラルミートなどこちらのお店もめずらしい食材が所狭しと並んでいました。店員さんもお客さんも外国のかたが多く、まさに海外旅行先のスーパーの中に迷い込んだみたい。
気の向くままに店内の中をぶらぶら歩くと、インドネシアや東南アジア方面でおなじみのクルプッを発見。
クルプッを初めて食べたのは、バリ島に旅行した時に利用した食堂でした。
ナシゴレンなど料理をいただくときにテーブルの上に「ご自由にお取りください」状態で瓶に入って、前菜代わりにいただいていた軽い食感のスナック。
クルプッで、過去に旅をした国々を懐かしく思い出しました。
他には冷凍コーナーで大量のエスカルゴが入った袋や、ドリンクコーナーでは、ココナッツの粒々が入ったジュースなど、他のお店では見かけない商品に興味をそそられながらゆっくりと眺めていきました。
また、こちらのお店では豆やスパイスなどの種類が多く、日本在住の外国のかたが母国の家庭料理を作るのに食材を求めて訪れているように感じました。
アジア食材店で購入した物
今回二つの食材店へ立ち寄り、気になったものをいつくか購入しました。
高菜漬けの瓶詰、イワシの缶詰(トマトソース味、チリソース味)、豆のスナック怪味豆、ブンボーフエスープの素。
高菜は味は濃い目ですがご飯によく合う味付け。
豚肉と一緒に炒めて高菜炒めにしてもおいしそう。
これはご飯がススム一品です。
豆のスナックも食べ始めるとついつい手が伸びるクセになる味。
怪味とはどんな味かというと、甘辛のパウダーが甘じょっぱい。
ハッピーターンのパウダーをもっと粗くした感じといったところでしょうか。
どこか懐かしさを感じるけれど初めて食べる味。
まるで海外旅行から帰ったときに現地のお土産を食べた時の気分に似ていました。
高田馬場を歩いた感想
高田馬場は予想よりもずっと異国情緒あふれる町で、今なお新しいお店が入ってどんどん変わりつつあるように感じました。
今回は、ミャンマーのお店が集まるビル、タックイレブンにも少しだけ寄り道。
ビルの中は小さな店が並び、レトロポップな店の看板があちこちに掲げられ、独特の雰囲気のなか探検気分で歩くことができました。
高田馬場のエスニックが集まる一帯は、築年数の古い雑居ビルと混沌とした小さな店舗の集合がなんとも言えない味のある街並みを作り出し、もっとじっくりと散策したくなる町でした。
次回は気になったレストランでランチ&町歩きをしっかりと計画してディープな東南アジア旅行気分を満喫してみるつもりです。
紹介した場所
◆台湾九粉芋圓 高田馬場店
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目18−12 中村ビル 1-A
交通:JR高田馬場駅 徒歩で約5分
◆熊猫物産
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目11−9
交通:JR高田馬場駅から徒歩で約5分
◆MM-MART
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目9-14
交通:JR高田馬場駅から徒歩で約2分
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