年末に鎌倉散策してから、なんとなく鎌倉が気になりながら1月を迎えました。
ぶらり散歩ができる時間ができたので、再度鎌倉観光に出発することに。
今回の目的は、観光名所やショッピングよりも気になっていた甘味処の茶房雲母(さぼうきらら)のあんみつ。
ネットの評価や口コミなどから評判の高い和スイーツが気になって、ここを訪れることを第一の目標にして、食後には銭洗財弁天 に初詣に行ってきました。
目次
鎌倉で評判のあんみつとは?
茶房雲母の情報を見ると、大きめの白玉が乗ったあんみつの画像がかなりのインパクト。
注文を受けてからゆで上げる白玉は提供されるときに、ほんのりと温かくもちもちと柔らかく、出来立ての食感とのこと・・・
ぜひとも実食してみたいスイーツ!!ただ1つ評判のお店ならではの課題が・・・。
人気の甘味処なので、とにかく行列を覚悟する必要があるそうで・・・。
平日でも1時間くらい待つことがある様子。週末となるとかなりの混雑が予想されます。
時間のゆとりをもって開店時刻を目指して早めの時間に行った方がよさそうです。
今回訪れた日は、朝から霧雨のような細くて冷たい雨の日で、電車も若干遅れがち。
開店時間のつもりで準備したものの、なんやかんやで12時ごろにお店に到着しました。
鎌倉駅からの行き方は?
鎌倉駅の西口で下車して、銭洗財弁天の方面へ進み住宅街の中を歩いて10分ほど。
トンネルが見えてきたあたりに「雲母」の看板が見えてきました。
ちょうど鎌倉駅西口と銭洗財弁天の中間地点のような場所にあるので、参拝の途中に立ち寄るのにちょうどよいところにあります。
日本家屋の1軒屋に甘味処らしい暖簾がひらひらと風に揺られている入口。
小さな和風の前庭が雰囲気があります。
この日は運が良く、ちょうど座席が空いていたので、窓際の座席に落ち着くことができました。悪天候が恵みの雨になった様です。
到着したのはランチタイムだったので、あんみつを昼食がわりに頂くことにしました。
出来立て!宇治白玉クリームあんみつ
メニューを確認すると、あんみつは「クリーム白玉あんみつ」、「宇治白玉クリームあんみつ」、「フルーツ白玉あんみつ」などがありました。他にも白玉みつまめや、ぜんざいなどもあります。
今回は、宇治白玉クリームあんみつ(900円)を」選択。
別添の抹茶ソースをかけていただきます。
注文してから白玉をゆで上げるため、提供までに時間がかかるようです。
待っている間にお茶とあんみつ用の抹茶ソース、一口サイズのお漬物が運ばれてきました。
店内は一人客でもゆとりのある座席で案内され、列ができるからと言って、循環を良くするための急かすような雰囲気はなく、ゆっくりと寛ぐことができます。
そして、念願の宇治白玉クリームあんみつ!
わあー。白玉はほんとピンポン玉くらいの大きさ。
たしかにほんのりと温かく、抹茶白玉に純白の白玉が1つ入っています。
抹茶ソースをかけるときらきら輝きが増しておいしそう!
白玉の食感は評判とおり、モチモチやわらか。
出来立てのお餅を食べているかのようです。
抹茶白玉は草餅のような香りと風味があり、なめらかなこしあんがとても合います。
大きめのやわらかな白玉に、こっくりと濃い目の抹茶ソースとこしあんがバランスよくあわさり良い甘さ。
また、あんずの甘酸っぱさが味を引き締めてくれるので、最後まで飽きずに食べることができました。
白玉がなかなかのボリュームなので、ランチの代わりにしたスイーツが、お昼ご飯としてちょうどよい量で、満足できる食べ応え。
食後には小さなこんぶ茶がでてきて、ちょっとした塩気がうれしいお口直しでした。
評判通り、食べてみるべき和スイーツ。
お店を出る頃には、列ができていました。
銭洗財弁天の参拝について
お腹が満足したので、パワーチャージしたなという実感があり、銭洗財弁天の参拝でたくさん歩いても大丈夫そうです。
茶房雲母をでてトンネルを抜けると参道に行くまでの間に急こう配の長い坂道が出てきました。一瞬ひるみますが、今回は大丈夫。宇治白玉クリームあんみつパワーで息が切れることなく鳥居前までたどり着くことができました。
銭洗財弁天のお参りの手順とは?
鎌倉で人気の参拝スポットの1つ、銭洗財弁天 宇賀福神社。
境内の中にある案内版をざっくり要約すると、こんな言い伝えがあるそうです。
平安時代末期の混乱した時代に、人々が飢えや飢饉で苦しんでいる日々に源頼朝は、人々を救えるよう、神に祈りをささげていました。
1185年のある日、源頼朝公の夢に宇賀福神様が現れ、お告げをした指示に従ってお社を立ててお祀りしたことが起源となり、世の中が平穏になったそうです。
なお、御神体は体が蛇、頭が人の形をしている水の神様とされています。
今では金運アップの人気のパワースポット。
境内の中はいろいろあって、どの場所で何したらよいか迷ってしまいます。
そこで簡単に参拝の手順を記録してみました。
①山の中腹に鳥居があるトンネルが入口。ここを通るところから参拝のスタート。
②トンネルを抜けるといくつもの鳥居が連なった参道を進んでいきます。
③社務所でお線香・ろうそくセット(200円)を購入し、お金を洗うための小さなザルをお借りします。
④本社でお線香とろうそくを納めて参拝。
⑤いよいよ奥宮で参拝し、ザルにお金を乗せて洗います。
⑥洗ったお金はハンカチなどで軽く水けをぬぐいます。
奥宮の参拝とお金を洗う儀式を行ったあと、上之水神宮へ続く石段が見えたので登ってみました。途中には赤い鯉と思われる魚がたくさん泳いでる池があります。
霧雨が降ったりやんだりの中、静かに鎮座されている上之水神宮の前に到着。
ここでも落ち着いて、ゆっくり参拝。
心晴れやかに社務所のほうへ戻りました。
あとで気が付いたのですが、今回は下之水神宮の参拝がすっかり抜けていました!
案内図をしっかりと確認してから参拝しないといけませんね。
また今度、下之水神宮をお参りするために鎌倉に訪れるきっかけができました。
あんみつと銭洗財弁天で充実した鎌倉散歩
悪天候が気になったものの、人気のあんみつが食べたくて鎌倉のぶらり散歩してみたら、念願の宇治白玉クリームあんみつは、評判通りのおいしさ。
食後の銭洗財弁天 宇賀福神社の参拝は、いろいろと見どころたくさんで、一部参拝箇所が抜けてしまったものの、新年らしい初詣観光ができたので、予想以上に充実した散策をすることができました。
※こちらは2023年1月の情報です。
前回の鎌倉観光の記録はこちら↓↓
★紹介した場所
◆茶房 雲母
住所:神奈川県鎌倉市御成町16-7
交通:JR鎌倉駅 西口から徒歩約10分
◆銭洗弁財天
住所:〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2丁目25−16
交通:JR鎌倉駅西口から徒歩約20分。
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