先日、神代植物公園に初めて訪れて、せっかくだから深大寺そばのランチをしようと、とくに下調べをせずに深大寺方面に行ってみたら、目の前に広がる情緒ある深大寺参道の街並みは、思いがけず旅行気分を味わえたステキな場所でした。
この度お天気の良い休日に友人と一緒に深大寺を訪れる機会ができたので、深大寺パワースポットめぐりを中心に、調布名物深大寺そばと周辺の見どころ観光を実行することにしました。
前回の神代植物公園と深大寺そばのブログはこちら↓↓
秋晴れの神代植物園と名物「深大寺そば」のランチ
深大寺はどんな場所?
深大寺までの行き方は、調布駅から、三鷹駅から、吉祥寺駅からそれぞれバスに乗って深大寺まで行くことができます。
今回は吉祥寺駅からバスに乗車したルートで行ってみました。
吉祥寺駅からはバスの乗車時間は30分ほど移動すると到着します。
吉祥寺駅から行く場合は、南口(公園口)側に降りて、丸井を目指して進みました。
丸井の前にバスの停留所がズラリと並んでいるので、その中の6番バス停から乗車します。
(吉04)深大寺行きというバスに乗車して、終点の深大寺で降りると、深大寺の参道がすぐ近くなので、迷わず目的地に向かうことができました。
参道を進むと昔ながらの茶屋や団子屋、雑貨などのお店が並び、名物深大寺そばのお店も連なっています。
緑豊かな広い境内は参拝箇所がいろいろ
深大寺の境内は緑豊かな木々と建物が調和した広い敷地。
本堂は浅草寺の次に古い歴史を持つお寺として有名です。
深大寺の入口に観光案内所でパンフレットを配布していたので、参拝めぐりの前に参考に確認してみました。
パンフレットによると、深大寺には2017年に国宝指定を受けた釈迦如来像があり、東日本最古の国宝仏があるお寺になったそうです。
また、「元三大師堂」は平安時代に活躍した高僧、元三大師が祀られているお堂で、絶大な霊力により様々な奇跡を起こした事で「厄除け大師」として多くの信仰を集め、参拝客で賑わっています。
境内の木々は少しずつ紅葉が始まって秋の気配を感じることができました。
緑の木々の中に赤いのぼりがいくつも並んだ風景が絵になる場所がでてきたと思ったら、延命観音でした。
「末永く健康で、お互い元気にいろんなところへ遊びに行けるようにお参りしないとね」と
友人と話し合いながらお参りを済ませました。
商売繁盛の神様やパワースポットの湧き水
延命観音から賑わいを見せる参道の方へ行こうと深沙大王堂(じんじゃだいおうどう)の方へ向かいました。
深沙大王は縁結びの神様で有名なスポットです。
そのすぐ近くには福徳尊(ふくとくそん)。パワーを感じるやわらかな笑みをたたえた、大黒天と恵比寿尊が祀られていました。家内安全と商売繁盛などのご利益をあるとされています。
また、福徳尊の隣にある龍とトラの石碑もなかなかの迫力です。
お店が連なる参道を進んでいくと、あちこちに湧き水が流れる小川や池があり、散策しているだけで浄化されるような気分になりました。
門前に連なる名物深大寺そば
たくさん歩いたあとはランチのお楽しみ深大寺そば!
20店舗ほどのそばの店を、メニューや雰囲気、自分の勘を頼りにどこでランチをするか、来た道を戻ったり、進んだりしながら本日のランチを検討していきます。
参道近辺のお蕎麦屋さんはどれも風情があり、どのお店も人気で行列ができているので、どこに行こうか迷います。
まるでそば街道のようにお蕎麦屋さんが連なる道の途中には深大寺水車館があり、これもまた旅の気分をあげてくれます。
その中から、きれいな草花に囲まれた風情ある店構えの「玉㐂(たまき)」に決定。
メニューはかけそばやなめこそばなど、わりとシンプルな品揃えの中から天さるそばを注文。この日は少し暑かったのでさっぱりした冷たいそばを食べるのが楽しみです。
カラリと揚がった天ぷらの盛り合わせと喉越しがよく、そばの風味豊かなお蕎麦で疲れた体が癒されました。
近隣に神代植物公園や水生植物園
深大寺周辺といえば、秋の季節はバラの開花で華やかな深大寺植物公園があります。
また、分園として水生植物園があり、それぞれ全く趣の異なる植物公園で、場所も離れていますが、どちらも深大寺から徒歩圏内にあるので、参拝と一緒に立ち寄ることが可能です。
深大寺植物公園は、前回入園した時は、バラの開花が始まったばかりのころでしたが、今回は満開の様子を見せていました。
一方、水生植物園は自然の景観をのこした素朴な公園になります。
本園の深大寺植物公園は一般500円と有料ですが、水生植物園は無料で入場できます。
園内の大きな池には遊歩道が設置してあり、水辺にひっそりと咲いた花を観賞しながら散策したり、ちょっとした小山のようになっている林は、足元に気を付けながらパラパラと落ち葉が風に流される中、のどかで静かな風景を楽しみました。
深大寺や参道はすぐ近くで賑わっていますが、水生植物園に入ると賑やかさがすっと消えて、参拝客の混雑がなくなり、鈴虫や野鳥の声だけが聞こえる山里のようなのんびりした雰囲気に変わりました。
春の季節であれば水辺の花が美しく彩ると思うのですが、今の時期はちょうど見頃の花も終わり、季節の変わり目で何もなかったのですが、紅葉になりかけの木々の上にはすっきりとした青い空。
静かでのんびりした自然の風景にリフレッシュできました。
※こちらの記事は2022年11月上旬の情報です。
★紹介した場所
◆深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
交通:JR吉祥寺駅から深大寺行きバス(吉04)で終点「深大寺」下車。徒歩約3分。
京王線調布駅中央口から深大寺行きバス(調34)で終点「深大寺」下車。徒歩約1分。
JR三鷹駅から終点深大寺行きバス(鷹65)で終点「深大寺」下車。徒歩約3分
◆玉㐂(たまき)
住所:東京都調布市深大寺元町5丁目5−4
交通:JR吉祥寺駅、三鷹駅、京王線調布駅から小田急バス 深大寺入口下車してすぐ。
◆神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5丁目36
交通:京王線調布駅から小田急バス「神代植物公園」下車してすぐ。
JR三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス「神代植物公園」下車してすぐ。
◆神代植物公園 水生植物園
住所:東京都調布市深大寺元町2-37
交通:JR吉祥寺駅、三鷹駅、京王線調布駅からバス「深大寺」下車して徒歩約2分