オーストラリアのメルボルンに観光すると決めてから、情報を集めていくと、フィリップ島のペンギンパレード、カフェが連なる路地裏、郊外は丘隆地帯に広がるワイナリーなど魅力的なスポットがたくさん。
散策が楽しい場所のひとつに、海沿いの街ブライトンビーチも見どころの一つ。
白い砂浜に色とりどりのカラフルな小屋がズラリと並ぶビーチはいろんな国から観光客が訪れるフォトジェニックな場所。
商店街はゆったりとビーチリゾートの雰囲気が広がる穏やかな町。
こんなにユニークで美しい場所なのにあまりガイドブックに詳しく乗っていない・・・
そこで今回ブライトンビーチを訪れた時の町の様子を紹介します。
目次
ブライトンビーチとは?
メルボルンのフリンターズストリート駅から電車でブライトンビーチ駅まで25分~30分ほど。
そしてブライトンビーチ駅からカラフルな小屋が並ぶ浜辺までは徒歩で15分くらいなので約40分~45分ほどで目的地にたどり着くことができます。
このビーチに並ぶカラフルな小屋は1800年頃に海水浴客の更衣室として建てられたとか。
この小屋はBeach Bathing Box(ビーチ・ベイジング・ボックス)と呼ばれ、約100個ほど浜辺に並んで建設されているのですが、今は文化財として大切に保存されているそうです。
また、このエリアは高級住宅地でもあるので、海の周りは落ち着いて閑静な雰囲気。
映画に出てくるようなハイセンスで広い邸宅が並んでいます。
駅前のメインストリートはセンスのあるおしゃれなお店が並んでいるので、ビーチから駅前の商店街までのんびり散歩するのも楽しいです。
メルボルンシティからの行き方
メルボルン中心地のフレンダースストリート駅から、ブライトンビーチまでサンドリンガム線に乗車。
駅で乗り場を確認したところ、サンドリンガム線は13番線でした。
電車に乗ると、電光掲示板で路線図が出てくるので、今どこに進んでいるか分かりやすい。
往路はブライトンビーチ駅で下車。
カラフルな小屋を見学して、商店が並ぶメインストリートを散策したあとは、復路はミドルブライトン駅からメルボルン市内へ戻ると効率が良いかと思います。
駅からカラフルな小屋へ
ブライトンビーチ駅は無人の小さな駅。
線路を渡り、大きな道路や遊歩道を横切って海に出ます。
静かで白い砂とパステルカラーの海。
ここからカラフルな小屋までは10分~15分くらい砂浜を歩きます。
このあたりは人影はまばらで非常にのどか。
カラフルな小屋、Beach Bathing Boxが並ぶ砂浜が出てくるのが想像つかないほど。
海にポツンとヨットが浮かんでいる・・・。
8月のオーストラリアは冬の季節。
ほとんど人がいない午後の海。静かで長閑な雰囲気の中、パステルカラーの海がまるで童話の世界に入り込んだみたい。
砂浜を進んで行くと、海鳥のグループが出てきました。
鵜の仲間のほか、アジサシかな?
近くに寄っても逃げる様子はありません。
メルボルンに来てから公園や町の中で見かける野鳥は、割至近距離で横切っていったり、人間との距離が近かったです。
海に渡ってくる野鳥を眺めながら進んで行くと前方に小さな小屋が並んでいる浜辺が見えてきました。
遠くからでもカラフルで小さな小屋がびっしりと並んでいる様子がわかります。
個性豊かなカラフルな小屋
カラフルな小屋が並んでいる場所が近くなってくると、今まで長閑で静かだったビーチから少しづつ観光客が増えて賑わってきました。
初めに見かけたカラフルな小屋。
まずは仲良く2軒並んで建っていました。
その近くにはまた違うデザインの小さな小屋。
ここからは徐々に隙間なくカラフルな小屋が並んでいます。
1つ1つ異なるデザインやカラーで個性があふれ、観光客もそれぞれ好みの小屋の前で撮影している人たちで賑やか。
小屋のデザインはカラフルなボーダー柄や明るい色合いを合わせた物のほかにも、和風柄や魚、国旗など様々。
そして、小屋を1つづつ眺めていくうちに息切れがしてきました。
そう、砂浜を休みなく歩き続けているとけっこうな運動になります。
たまにテレビで体育会系の部活が浜辺でランニングしている風景を見かけていましたが、あれは相当ハードな練習だったんだなとメルボルンのビーチで気が付いてしまいました。
散策の途中で、観光客の女性に声をかけられ、「写真をお願いしてもよいですか?」と言われたので快諾すると、女性は小屋をバックに両手を広げて伸びやかなポーズ。
彼女のスマホで2枚ほど写真を撮って、撮影した写真をチェックしてもらうと満面な笑み。
こちらも楽しい気分になってきました。
海沿いの町・駅前の商店街
一通りカラフルな小屋を眺めた後はビーチを後にしてミドルブライトン駅の方へ。
駅の周りにはメインストリートの様になっていてお店がたくさんある様子。
浜辺から階段を上がって遊歩道へ向かいます。
ビーチを離れるときに後ろ側から見たカラフルな小屋を撮影。
高級住宅街と静かな海
小屋が連なっている箇所はとても賑やかだったのに、少し離れただけでまた静かで長閑な景色に変わっていきました。
海沿いの歩道を歩いていると、またパステルカラーの海だけが見える景色に。
淡い色彩とのんびり静かな雰囲気が心地よい。
海と反対側の道路を挟んで向かい側は、大邸宅が並ぶ住宅地。
住宅地はプライベート空間なので、撮影は控えさせていただきましたが、どの家も映画にでてきそうなゴージャスなつくりでした。
時折、ランニングをしている地元の方とすれ違いましたが、この空間で海を見ながら走るのは気持ちが良さそう。
そしてこの辺でランニングしているなら、おそらくこの周辺にある大邸宅に住んでいるかたなのかな・・・?
海からしばらくこの住宅街を歩いていくと、五差路にまたがった賑やかな通りとぶつかりました。このあたりはお店が並ぶ賑やかな通り。
メインストリートも素敵
カフェやバーガーショップなど小さなお店が連なっているメインストリート。
車の往来も結構あるのですが、メインストリートもどこか落ち着いていてのどかな感じ。
センスの良いお店が並び、バーガーショップもポップでかわいらしい。
海沿いの商店街とは思えないハイセンスな通り。
高級住宅街の中にあるお店だからでしょうか?
気ままに商店街の中を歩いているのも楽しい。
リゾート感満載なドレスを飾っているショーウィンドウを発見。
浜辺をたくさん歩いて散策した後はこの辺りでカフェ休憩。
ちょうど下校時刻だったのか学校帰りの学生さんがハンバーガーショップに次々と入っていくのを見かけました。
行ってみた感想は
カラフルな小屋がずらりと並ぶ賑やかなブライトンビーチ。
実際に訪れると、小屋のエリアは確かに面白い写真が撮れますが、その周辺の静かなビーチも鮮やかに印象に残りました。
カラフルな小屋が並ぶ賑やかな浜辺と対照的な、遊歩道から広がる静かなパステルカラーの海と白い砂浜。
もしかしたら、夏のシーズンはこの遊歩道も海水浴客で賑わっているかもしれないですが、季節外れの冬はのどかでした。
さて、今回の旅でブライトンビーチの他、メルボルンの観光地をあちこち移動するときに大活躍をしていた交通系カード、マイキー。
日本の交通系カードSuicaなどと同じようにチャージして、電車に乗降りするときにタッチオン、タッチオフをしながら利用します。
電車のほか、トラムでも利用できるので滞在中はいつも持ち歩いていました。
メルボルンに到着したら駅でマイキーカードを購入。
マイキー本体はAS$6。
そこにAS$10~チャージができました。
メルボルンの郊外も観光したい、という時に気軽に行くことができるアイテム。
海沿いの街ブライトンビーチはメルボルンのシティと全く雰囲気の異なる場所。
メルボルンへ観光のときは、滞在中のどこかで時間を決めずに、ブライトンビーチへ思いつくままぶらりとお散歩はいかがでしょうか。
※このブログは2024年8月の情報です。
紹介した場所
◆ブライトンビーチ
交通:フリンターズストリート駅からブライトンビーチ駅まで電車で約25分くらい
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