JR京浜東北線や京浜急行の沿線にある蒲田駅。
東京都内の都心部はもちろん、横浜方面にも出やすい便利な立地な町。
都心部に近いエリアにあるけれど、街の中は長い商店街があり、庶民的な飲食店が並んで気軽にうまいものを楽しめそうな雰囲気。
そんな蒲田の町で昔から有名なのが羽根つき餃子。
今回ぜひとも羽根つき餃子の聖地・蒲田で有名な餃子を求めて餃子町歩きをスタートしました。
蒲田名物羽根つき餃子とは
羽根つき餃子は今ではいろん中華料理のお店で食べられるようになり、冷凍食品でも販売されているほどお馴染みの餃子。
ぷっくりと餡を含んだ餃子にほんのりきつね色になったパリパリの羽が食欲をそそる一品。
この羽根つき餃子は蒲田の中華屋さんが発祥と言われているそうです。
羽根つき餃子が生まれたお店は評判となり、暖簾分けしたお店も増えて、その後羽根つき餃子が名物になった店舗が広がり、蒲田は餃子の聖地として評判になったそうです。
今回は羽根つき餃子の御三家と呼ばれる金春本館(こんぱるほんかん)を訪れてみました。
羽根つき餃子に焼き小籠包!水餃子は食べてほしい
蒲田駅から続く長い商店街を歩いていくと、中華らしい提灯が飾られたお店に到着。
店の前にはテイクアウト用の中華総菜がどれも安くておいしそう。
「いらしゃいませ。」と元気よく声をかけられた店員さんに案内されて店内に入ると、広めのフロアに四角いテーブルと丸椅子がズラッと並び、赤い三角巾を付けた店員さんがきびきびと働いています。
店員さん同士の会話はみなさん中国語で、店内の飾らない雰囲気から、まるで中国の食堂に迷い込んだような気分に。思い存分餃子を味わう気分があがってきました。
食事のスタートとしてきゅうりの甘酢漬けの金銭胡瓜をビールと注文。
餃子を食べるときはなぜかビールが欲しくなりますね。
甘酸っぱい中に唐辛子の刺激が良いアクセントになったきゅうりをつまんでいると、初めに出てきたのは名物羽根つき餃子。
続いて焼き小籠包もすぐに登場。
ピンと羽を伸ばした餃子は美しい焼き色。
一口サイズの餃子が一皿に6個乗っています。(一皿330円)
パリパリの羽に箸で切り分けて餃子を一口。
モチモチの皮にジューシーな餃子餡が口いっぱいに広がります。
さっぱりとした味の餃子はしつこくないのでお酢や醤油でいくらでも入りそう。
気になる焼き小籠包は一皿に3つ。
日本のレストランで見かける一般的な小籠包より大きめサイズ。そしてなんといっても焼き小籠包にも羽がついているではありませんか。
ちょっとわくわくした気分で焼き小籠包にもかぶりつき。
するとぶわ~と肉汁があふれる期待を裏切らないスープがでてきました。
こちらもしつこい味付けではないので酢醤油でペロリ。
その後でてきたのは水餃子。
茹で上がった白い皮にくるまれた水餃子にネギ油タレが添えられて。
もう見るからに美味しそう。
熱々の湯気が出ているうちにいただきます。
つるんとモチモチの皮が食べ応えあり。羽根つき餃子よりも厚みがあって、モチモチ食感がより強く感じられるようです。
そして自家製のネギ油のタレが餃子によく合う。
もしかしたら羽根つき餃子より水餃子の方が好みかも。
10個入りの水餃子も夫と二人であっという間に完食です。
ちなみに餃子のほかに唐揚げも頼んでいました。
こちらの唐揚げは衣が一般的なものと少し異なる様子。
パリパリ食感を感じる衣がグリルチキンを連想する食感。
唐揚げにコショウをかけていただくと良いアクセントでした。
蒲田の餃子を満喫した感想
餃子を食べた後はチャーハンなどご飯物を考えていたのですが、点心類でお腹はいっぱいで大満足。
全体的に優しい味付けの料理だったので、脂っぽさや胃が重くなる感じがなく、自分で卓上の醤油やお酢などで調節できるのが良い感じでした。
羽根つき餃子以外にも蒸し餃子やニラ桜エビ餃子などたくさんの種類の餃子があり、いろいろ興味のある点心がメニューに並んでいます。
気軽に立ち寄れる雰囲気と良心的なお値段で、「今日は餃子な気分だな」と思ったらふらりと利用してみたいお店でした。
紹介した場所
◆金春本館
住所:〒144-0052 東京都大田区蒲田4丁目5−6 1・2F プロスペリアマンション
交通:京浜急行本線 京急蒲田西口より 徒歩約1分
JR京浜東北線 蒲田駅東口より 徒歩約7分
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