少しづつ暖かくなり、梅の花の見頃が過ぎて、そろそろ他の春の花が咲き始める頃、良く晴れた週末に平塚にある花菜ガーデンまで大人の遠足に行ってきました。
目次
キッシュが美味しいカフェ
花菜ガーデンの最寄り駅は平塚駅ですが、電車を途中下車してランチタイム。
藤沢駅前にキッシュがおいしいとネット情報で見つけたカフェに行くことに。
JR藤沢駅を降りて徒歩で3分ほど、通り沿いのビルの2階にあるカフェパンセ。
11時ごろに入店するとすでに店内は賑わっていましたが、入り口近くのテーブル席が運よく空いていました。
お目当てのキッシュランチは、セットが写真付きで大きく案内。
今回はホタテのキッシュまたはしらすの2種類から選択できるセットメニュー。
セットで付いてくる惣菜は2種類づつ選択できて、デザートは2種類の中から選択し、食後のドリンクはメニューの中から好きなものを選択できる仕組みでした。
窓際の席は江ノ電ビューがおすすめ
メニューを注文し、しばらく待っている間に窓際の席が空いて、外の景色が眺めやすくなってから発見。
目の前の窓から江ノ電が通過する景色が全面に広がる旅情あふれる席。
電車好きの方は窓際の席がおすすめ。
普段電車に興味はないけれど良く晴れた日に、赤い江ノ電が通過する景色はなんだか楽しくなるので窓の景色を見ながらお茶をするのに最適な席。
しかも窓際の席はテーブルの下から植木がニョキっと突き出ている個性的な座席。
植木をよけてテーブルを設置するのではなく、テーブルに植木サイズの穴をあけてテーブルを突き抜けて木々が生えているとは・・・
いろいろ面白い座席でした。
サクサク生地のキッシュがおいしい
しばらくするとキッシュプレートランチが運ばれてきました。
今回選択したのは、メインはしらすのキッシュ。選べる惣菜は、ラタトゥイユとコンソメスープ、セットのサラダに薄切りのトースト。
食後にはデザートとドリンクが出てきます。
キッシュはタルト生地はサクサク、ホロホロの食感で丁寧に手作りされた生地でおいしい。
キッシュの中身はシラスの旨味が出たやわらかで優しい味。
コンソメスープに桜の花。
桜の塩漬けがひとつ、スープの上に浮いていて、春らしさを演出。
サラダもラズベリーを使っていてフルーティで少し甘酸っぱいアクセントの効いたサラダ。
食後にはプリンとコーヒー。
セットメニューのデザートは一口サイズの物が提供されることが多いですがこちらは通常サイズでうれしい大きさ。
とろとろ食感タイプのプリンで丁寧に淹れられたコーヒーとぴったり。
コーヒーもメニューの中から好きなものが選択でしたので、名前は失念してしまったのですが、エスプレッソのように濃い目に入れたコーヒーにミルクを浮かべた凝ったコーヒー。
ランチセットは一皿にいろいろ惣菜が楽しめる一品で、デザートも満足感があり、最後までゆっくりとランチタイムを楽しめました。
花菜ガーデン・春の散策
ランチを終えると、電車に乗って藤沢駅から平塚駅へ移動。
花菜ガーデンは平塚駅からバスに乗り換えてさらに移動します。
平塚駅~花菜ガーデンの行き方
平塚駅東口改札から北口に出て8番のバス停から秦野行き方面のバスに乗車。
バスに揺られて約20分ほど、平塚養護学校前で下車。
そこから約5分ほど歩くと植物園の花菜ガーデンに到着。
周りには何もなく、大通り沿いに畑が広がる平地が続くのですが、良く晴れた日だったので大きく富士山の姿がくっきりと見えました。
3つのゾーンに分かれた園内を散策
早速花菜ガーデンの入口に進んで入場料を購入。
料金は季節や年齢によって金額が変わる様子。
レギュラーシーズン、ハイシーズン、ローシーズンと3つの時期で金額が分かれていました。
今回は3月に利用したので、大人1人550円。(2024年4月からは大人600円に変更)
受付で入場料の支払いを済ませて早速園内へ。
広大な敷地の園内は3つのゾーンに分かれていました。
●フラワーゾーン
季節の木花や草花を見られるゾーン。
バラ園などが見られるエリア。
●アグリゾーン
田植えや稲刈り、野菜の収穫などの体験ゾーン
●めぐみの研究棟ゾーン
農業や園芸の知識を深めるゾーン。
入口からすぐ近くの場所で、この辺りはトイレやショップ、レストランなどもありました。
今回は花を目当てに来ていたので、まずはフラワーゾーンへ。
3月上旬のフラワーゾーン
春告げの小道。
梅のピンクでふわふわした花が咲いていました。
バラ園やバラの小道は花の時期はこれから。。。
所々にバラの花が満開になったら映えそうな飾りが設置。
花が無いので、バラの枝や蔓がしっかり見えてトゲの太さや量に注目。
思っていたよりもトゲが大きかったり、種類によってはトゲがびっしり。
凶暴にも見える枝が鮮やかな花で華やかな印象にガラッと変わるようです。
3月上旬ではバラの時期がまだ先だったので、バラ園周辺はまだ地味な感じでしたが、1本の木が緑と黄色の鮮やかな色合いでパッと目に留まりました。
青い空に黄色く華やかだったのはミモザの木。
小さくてふわふわしたボンボンのような黄色い花がかわいらしい。
バラ園エリアからぐるっとフラワーゾーンを歩いて見晴らし台の方へ。
まずは全貌を見ようと高台のところへ来てみると花壇には色とりどりの花や寒桜のピンク色の花木が見えて、春らしい景色。
広場の方に出て、河津桜か寒桜のような桜の花が並んでる場所へ移動します。
ピンクの花が青空に映えて気持ちの良い景色。
時折、メジロが飛んできて花をついばんでいますが、もう花を食べるのに夢中で近づいても逃げません。
ただし素早く動いてあちこち飛び回るので撮影は難しい・・・。
3月上旬のアグリゾーン
フラワーゾーンをぐるりと回り、いつの間にかアグリゾーンへ。
こちらものどかな風景が広がりのんびりとした時間が流れます。
ヒヤシンスやスイセンの花が行儀よくきれいに並んでいる場所に出たなと思っていたら不思議な小屋が出てきました。
小人が住んでいそうな小屋のまわりにも球根の植物がたくさん。
この辺りの花々が満開になったらこの景色は一気に童話の世界みたいになりそう。
フルーツファームのエリアでは様々な果物の木々が栽培されていました。
ただ、まだ花や実がついていないので、一目見ただけでは何の木かわからなかったので木々についている名札をみると梨や桃、柿など収穫出来たらうれしいフルーツばかり。
また、標識の上に小鳥の置物が付いている・・・・と思って眺めていたら置物でなく本物の野鳥でした。
とても行儀よく標識の上に留まり、しかもすぐ目の前にいるのに、ピクリとも動かなかったので本物だと思えなかった!
ちょっと経ったら素早く木々へ移動していったので、あのポーズを決めてるときに素早く撮影すればよかったと後から後悔。
かわいらしい鳥の正体はショウビタキでした。
春のお散歩まとめ
平塚に植物園がある、とネットの情報で見つけてから友人と訪れた花菜ガーデン。
花が満開の季節はこれからで、3月上旬は春の花が咲き始めたところ、、、という具合でしたが、のんびりと春の気配を感じました。
また、訪れた日がお天気に恵まれて富士山が予想よりも大きくはっきりと見えたので、なんだかうれしいお散歩日和。
今回、藤沢でランチをしたカフェパンセも、花菜ガーデンに行く予定を立てなければ見つけることができなかったおいしいカフェ。
こちらのサクサク食感のタルト生地がおいしいキッシュも印象に残っているおいしさ。
きっとケーキやパイなどスイーツ系も期待できそう。
もう少し暖かくなった時期に改めてパンセと花菜ガーデンの組み合わせで再訪しても楽しそうです。
◆パンセ
住所:神奈川県藤沢市鵠沼橘1丁目1−6 ネオヤマダビル
交通:JR藤沢駅より徒歩約4分
◆花菜ガーデン
住所:神奈川県平塚市寺田縄496−1
交通:JR平塚駅 北口からバスで20分。バス停平塚養護学校前で下車。徒歩約5分。
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