「葉っぱで包んであるご飯が食べたい」
バナナリーフの上にカレーが乗った料理の画像を見た時に、大変興味を惹かれて調べてみたら、スリランカの伝統的なお弁当「ランプライス」でした。
東西線の門前仲町駅から徒歩で数分のところにある「タップロボーン門前仲町店」では、このランプライスが食べられるお店。
最近、早稲田のスリランカ料理や、お茶の水の南インド料理など、カレーにはまっていますが今回はスリランカ料理ランプライスを求めて門前仲町へと出発しました。
門前仲町に異国情緒あふれるお店
門前仲町の駅からすぐ近く、ちょっと横道に入るとターコイズブルーの入口と異国情緒満載の看板や飾りに囲まれた階段が見えてきました。
ふと見上げると、2階の窓枠もターコイズブルー。
ちょっとポップでかわいらしい。風になびく国旗もいい雰囲気を醸し出しています。
ちょうどお昼時にお店に着いたので、満席になっているか心配でしたが、程よい賑わいで、窓際のテーブル席に落ち着くことができました。
他の利用客のみなさんの様子をみていると、バナナリーフで包まれたランプライスのほかにもワンプレートのカレーを頂いている方も多く見られました。
メニューを広げると様々なカレーやスリランカ料理が写真付きで表記されていて、いろいろ迷ってしまいましたが、やはり今日は予定通りランプライスに決定。そこにセイロンミルクティーのホットと付けて料理が運ばれてくるのを待ちました。
ランプライスはどんな料理
ランプライスはどんな料理か、お店の案内に詳細が出ていました。
7種類のおかずをスパイスやターメリックをココナッツオイルで炒めたバスマティライスと一緒にバナナの葉で包んたもの。
食材やスパイスはスリランカの伝統医学アユールヴェーダに基づいたこだわりの物を利用しているとのことで、体によさそう。
最初に運ばれてきたのは、付け合わせの野菜スープ。
細かく刻まれた野菜が入ったコンソメ系のスープで、こちらもランプライスにとっても相性がよさそうなお味でした。
スープを頂いていると運ばれてきたランプライス。
籠の中に葉っぱで包まれたランプライスと共に、食べ方や料理の説明の案内チラシが一緒についてきました。
ライスを真ん中にスパイシーなチキンカレーや玉ねぎと鰹節を炒めたサンバル、デーツやパイナップルなどが入ったピクルスなどなど・・・・7種類のカレーや総菜がライスの周りを囲んでいるので、それらをご飯と混ぜ合わせながら食べていきます。
まずはバナナの葉をむいていくと、フワッと蒸気とともに柔らかく、バナナリーフの香りが漂ったあとに様々なスパイスの香りが広がります。
葉っぱをむいただけでは、四角くライスとおかずが固まった状態でしたが、スプーンを差し込むと軽く形が崩れていくので、やおかずを広げていきます。
とにかくおかずとライスをたくさん混ぜたほうがいろんな味がして美味しい。
揚げたたまごが丸ごと1個入っていましたが、こちらも細かく砕いて他のおかずと共に混ぜ込みました。
たくさん混ぜて、たくさん噛んでいくとスパイスや様々な食材の味がどんどんと広がっていきました。
食後にはセイロンミルクティー。
温かく、まろやかな味が刺激をスッと流して食後のドリンクにぴったりでした。
深川不動尊や情緒ある商店街が徒歩圏内
食後にお腹いっぱいの状態でお店を後にすると、深川不動尊や富岡八幡宮に続く商店街がすぐ近くにあるので、散策を続けました。
深川不動尊の参道へ続く仲見世の通りは和菓子、おせんべいやたい焼きなど下町情緒があふれる小さなお店が連なっています。
スリランカの世界から江戸の情緒あふれた街並みに一気に世界が変わり、変化に富んだ散策になりました。
スリランカ料理の記事はこちら↓↓
★紹介した場所
◆タップロボーン門前仲町店
住所:〒135-0048 東京都江東区門前仲町1丁目7−5 シドコミュニケーションビル 2F
交通:東京メトロ東西線 門前仲町駅 3番出口約徒歩1分
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