先日の新宿3丁目のインドネシア料理※を体験してから、すっかりインドネシアのローカルフードにはまってしまい、また本格的なインドネシア料理を東京で食べるチャンスはないか!?という思いが、頭の片隅にちらついていました。
今回、秋葉原で用事があり、美味しいお店はないか調べていたところ、気になるインドネシア料理店を発見!
日本でのインドネシア料理店の中には、タイ料理や近隣の国の料理もあって、多国籍的なエスニック料理店が多いですが、秋葉原で見つけたお店は、どうやら本格的なインドネシア料理のようです。ここは行くしかない!ということで、早速行ってみました。
※新宿3丁目のインドネシア料理についての記事はこちら↓↓
【グルメ紹介】東京でおいしいインドネシア料理の食堂ワルン体験!!
秋葉原でインドネシア料理を満喫
日比谷線、秋葉原駅の1番出口をでて、昭和通り沿いから1本裏手に徒歩3分ほど行くとアジアンモダンなお店が見えてきました。
本日の目的地「チンタジャワカフェ秋葉原店」。こちらは神奈川県平塚市でスタートしたお店が、秋葉原で2号店として営業しています。
週末の夜でしたので、混みあう時間は避けるつもりで、夕方の17:00頃入店しました。
こちらのお店は、11:00~23:00まで通しで営業しているので、遅めのランチや早めのディナーなど、その日の都合で調節しやすいところがいいですね。
この日は蒸し暑く、湿気が肌にまとわりつくような夏日でしたが、こんな気候が逆にインドネシア料理の雰囲気を盛り上げます。
夕食にしては早めの時間でしたので、まだお客さんは少ないものの、インドネシアのかたと思われるお客さんたちばかり。
こちらは、籐や木材を利用したインテリアや家具で、バリ島にありそうなアジアンテイストのおしゃれなカフェの雰囲気。
お店の立地も、秋葉原の電気街から少し外れた場所で、喧騒からはずれたオフィスビルのエリアにありますが、アジアリゾート地のような異国情緒あふれるお店は、女性一人でもランチでふらりと利用できそうです。
インドネシアのローカルフードが豊富
早速メニューを開くと、前菜からメイン、ご飯ものまで種類は豊富で、あれこれ迷ってしまいます。
入店する前は、なんとなく「初めて入店するとこだから、ナシチャンプルにして1プレートでいろんなおかずを試そうかな・・・」と考えていたのですが、メニューを見ているといろいろ頼みたくなりました。
同行した旦那さんは、事前に家で予習をしていたらしく、メニューの中から「頼みたいもの」をいくつか決めていました。
蒸し暑い日は、とにかくビール、ということでビンタンビールで乾杯をすることに。
そしてビールと一緒に、「空芯菜炒め物ジャワスタイル」が出てきました。
シャキシャキの空心菜の中に小エビが混ざっています。
中華風の空心菜炒めと似ていますが、もう少し味が濃い目かもしれません。
とにかくビールによく合います。
お次は「揚げ豆腐野菜入り」が登場。カレー風味の衣をまとった豆腐の中に野菜が入ったやさしい味のお惣菜。かじると衣がカリッ、サクッと心地の良い音を出してカレーの風味がひろがります。
食事が進むころには、店内も賑わってきました。
こちらのお店も外国の方が多く、アジア系の方の他に、欧米系のお客さんもけっこう利用されているので、様々な外国語が聞こえてきます。
お客さん同士の会話の間から、ずっと店内で流れていたガムランの音色が聞こえてきて、気持ちはバリ島で食事しているような気分になってきました。
さらに料理は、インドネシア定番の「サテ(串焼き)」が出てきました。
若鳥のサテと羊のサテをオーダーしたのですが、どちらも香ばしく焼きあがた肉に、ピーナッツソースがたっぷりで、濃厚甘辛ソースが肉の臭みを取り去って、香りとうま味を引き立てます。
インドネシアは甘辛ソースの使い方がうまくて、やみつきになる料理が多いようです。
次に、「若鶏の唐揚げバラードソース」、「天ぷらナスのバラードソース」と旨辛の揚げ物が続いて登場。
唐揚げとなすの天ぷらに同じソースを利用していますが、どちらもカラッと揚がっているためサクサクの食感で、あと引くチリソースがビールのピッチを早めます。
こちらの料理を注文する際、辛さはどれくらいか確認はしていたのですが、店員さんは「ほんのちょっとだけ辛い」と答えていましたが、実際に食べてみるとしっかり辛いです。
「うまい、辛い!」を言いながら食べ進めていると血行がよくなって、口元が赤くなっていました。
そろそろ、ご飯ものがほしいかな、、、と思っていたころ、「ナシゴレン」がきました。
ナシゴレンは今や日本ではかなりメジャーな料理になって、大人も子供もみんなに好まれるインドネシアのチャーハン。
名前は、ナシ=ご飯、ゴレン=炒める、という意味。
一般的に、現地では味がケチャップ風味と醬油ベース味に分かれるますが、こちらのお店では醤油ベースでちょっとスパイシー。個人的には醤油ベースが好みなので満足のいく一品。
ナシゴレンはケチャップ味や醤油ベース味の他にも、具材も変わるので、そのお店ならではのナシゴレンが提供されます。
日本でもお店によって、少しづつ味が変わるので、食べ比べしてもよさそうです。
ナシゴレンが出て私はそろそろこれで終了にしようかと思ったころ、旦那さんは「あと1品何か食べたい」ということで、デザート代わりにまさかの「インドネシア焼きビーフン」をオーダーしました!
もうかなりお腹いっぱいではあったのですが、出てきた焼きビーフンは、極細麺で、いろんな具材と一緒に炒めてあり、スパイスの香りが食欲を誘います。
満腹でも味見がしたいと、少しいただいてみると、やっぱり間違いない味。
胡椒風味で、辛さはそんなに強くないので、とっても食べやすい。
デザートがわりにビーフンのほとんどを旦那さんが、完食していました。
本格的インドネシア料理店の印象は?
この日の「インドネシア料理を東京・秋葉原で堪能するディナー」は満腹で大成功でした。
どうやら、インドネシア料理は、あと引くうまさで、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があるようです。
外国の雰囲気が強い店だと、入店しずらいかなと、尻込みしそうですが、こちらのお店は、バリ島のビーチリゾートのような良い意味でゆるくて開放的な雰囲気なので、一人でも、家族でも気軽にゆっくりと利用できるお店でした。
また、コロナが落ち着いたらインドネシアや東南アジアの旅行を検討している人が、現地に行く前に、ローカルフードやアジアリゾートの雰囲気を予習するため、利用するのによいかもしれません。
紹介した場所
◆チンタジャワカフェ秋葉原店
住所:〒101−0024 東京都千代田区神田和泉町1-1-7 大和ビル1F
交通:JR秋葉原駅 昭和通り口から徒歩で約3分
東京メトロ 日比谷線 1番出口から 徒歩で約3分
営業時間:11:00〜23:00
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