11月になるとだいぶ秋らしくなってはきましたが、今年は比較的暖かい日が多くコートの出番は少なめ。
ふときがつくと東京も街路樹が徐々に色づくようになってきました。
先日は明治神宮外苑のイチョウ並木が黄色く色づいて紅葉が見ごろだったので他の公園の
様子が気になってきました。
紅葉の時期もぼんやりしているとすぐに過ぎ去り、冬の寒々しい景色にかわってしまうので、今のうちに、紅葉の公園で秋の東京を感じてみようと大田黒公園に行ってみました。
明治神宮外苑の紅葉についてはこちら↓↓
明治神宮外苑の銀杏並木と周辺の美味しくておしゃれなカフェ
荻窪エリアのおにぎりランチでパワーチャージ
JRで荻窪駅南口に到着。
駅の近くでランチをとってから大田黒公園に向かうことにしました。
南口から商店街に入ってすぐ、小さなおにぎり屋さん「おにぎりのさんかく山」。
おにぎりといえばテイクアウト専門のお店が多いですが、こちらはイートインでおかずもついたおにぎりの定食が食べられるお店。
カウンターのみの席ですが、いつも混みあっていると情報を入手していたので、おそるおそる扉を開けると、奇跡的に奥の座席が1席空いていたので、利用することにしました。
店内は明るく、スタッフの方も親切なので、一人客でも気軽に利用しやすい雰囲気。
座席についてほっと一息ついてからメニューを確認すると、アジフライと鶏の唐揚げ定食や豚の生姜焼き、鯖塩焼き定食など、数種類の定食メニューが並びます。
定食のごはんの代わりにおにぎりが2つセットでついてきて、おにぎりの具は数種類の中から2種類選ぶことができました。
今回は鯖塩焼き定食(¥1080)で、おにぎりはシソの実漬物と明太子を選択。
しばらくすると具沢山の味噌汁やちいさなお惣菜が数種類乗ったお膳が出てきました。
全体的にいろんな野菜が使われていてバランスのよい定食です。
パリっとした海苔が巻かれたおにぎりはふんわりと握られていて、熱々の鯖は身が厚くて食べ応えがありました。
食後には小さないちごのアイスが出てきて、さっぱりと口直し。
いろいろついてバランスも良く、お腹いっぱい食べたけれど、胃もたれするような感じがなく、専門店のおにぎりを満喫することができました。
入口の銀杏並木から歩きたくなる大田黒公園
大田黒公園は、荻窪駅から徒歩で10分ほど、上記で案内したおにぎり屋さんがある、商店街を抜けて住宅街の中を進んでいくと出てきました。
途中で大田黒公園の道案内が出ていましたが、道案内の方角からは黄色く色づいた銀杏の木々が見えて、庭園の一部が見えているので迷うことなく到着することができました。
大田黒公園はどんなところ?
大田黒公園とは、音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡に杉並区が日本庭園として整備した公園です。回遊式日本庭園の他にはレンガ造りの洋館の記念館や茶室もあり、11月下旬から12月上旬にかけてはライトアップされるそうです。
正門をくぐると黄色く色づいた銀杏並木が迎えてくれます。
庭園まで続く銀杏並木の演出はステキでたくさんの人たちが歩きながら撮影していました。
そして紅葉が見どころの週末は予想以上に賑わっていました。
風情ある銀杏並木の先には庭園の前にさらに門がありますが、銀杏の葉でできた黄色いじゅうたんがまた風情があります。
真っ赤なモミジや黄色の銀杏が圧巻!
公園自体はそんなに大きな広さではないのですが、正面の銀杏並木には圧倒されます。
高低差のある水の流れや池を彩るように真っ赤なモミジは色が濃く、池に映り込む木々が美しいので、しっかりと秋を感じることができました。
園内の木々をよく見るとモミジだけでなく、赤い色の葉だけでなくオレンジや黄色も混ざり、たくさんの木々の葉が折り重なるように、池の周りを華やかに色づいています。
また、中には竹藪があり、その部分だけ他とは違う空間のように濃い緑で茂っているところも美しかったです。
公園の敷地はそんなに広くはないのですが、入り口の黄色く色づいた銀杏並木や、メインの庭園は池を囲むように燃えるような真っ赤なモミジ。
紅葉を効率よく見て回れるので、住宅街の中のひっそりした公園にたくさんの人が訪れる理由がわかりました。
秋はまだこれから深まっていく気配。
気候の変化で庭園の紅葉に変化がでて、いろんな色を見せてくれそうです。
※こちらは2022年11月の情報です。
★紹介した場所
◆おにぎりのさんかく山
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29−9
交通:JR中央線/東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅 南口から徒歩約2分
★
◆杉並区立大田黒公園
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪3丁目33−12
交通:JR中央線/東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅 徒歩約10分
【広告】