京急線での「葉山女子旅きっぷ」という乗車券をご存じでしょうか?
葉山までの電車、および逗子・葉山間のバスを含んだ交通券+加盟店の中から選べるランチ券+加盟店でのカフェもしくはお土産券がセットになったチケット。
品川発なら3680円。このほかの出発地点は京急川崎駅(3580円)、横浜駅(3430円)と各3駅で設定されており、デジタル切符であれば各プランとも、さらに100円ほど安く購入できます。
ちなみにこの切符は女子限定ではなく、カップルやご夫婦、ご家族でも利用可能。
実は5月の連休にこの葉山女子旅きっぷを利用して、逗子マリーナを中心に回ってきたのですが、あいにくの雨模様。しかも土砂降り!
久々の友人との再会は雨の葉山でも、楽しかったのですが、写真はまるで台風中継みたい。
これはぜひともリベンジしたいと再訪したのですが今回は曇り空。
なぜか葉山女子旅の日程はお天気に恵まれなかったのですが、天気が悪くてもコストパフォーマンスの良さや逗子・葉山のおすすめスポットで満喫できたことを、5月の雨のときと今回の7月の体験を記録していきます!
目次
品川発の女子旅切符で逗子・葉山へ
品川駅から逗子・葉山駅までは京急線で約55分。
まずは京急線の切符売り場で葉山女子旅切符を購入するところから小旅行は始まります。
京急線の切符売り場での注意点は、クレジットカードが使えないこと。現金か交通系ICカードでの購入となります。
電車・バスの交通の切符A券、えらべるランチB券、アクティビティ・お土産C券と葉山女子旅切符のカタログを握りしめて、電車でGO!です。
ちなみにデジタル切符であればスマホで購入が可能で、クレジットカード決済ができるし、切符代も窓口で購入するより100円程安くなるので、利用してみる価値がありそうです。
品川駅から友人とあれこれ近況報告などしながら電車に揺られて行きます。私たちの乗った電車は金沢八景駅で乗り換えでしたが、時間によって乗り換え駅が変わるので、乗車前に葉山までのルートの確認は必須です。
現地に着いたらすぐにランチができるように11:00頃、逗子・葉山駅に到着しました。
葉山女子旅きっぷのカタログを見ると大抵のランチのお店は11:30からの営業。
あれこれ相談して、ゆっくりレストランへ向かうとちょうどオープンの時間になる頃でした。
三浦で採れた新鮮野菜の彩りランチSeedling Kitchen
5月に利用した時のお店は逗子・葉山駅から徒歩で約4分ほどの「Seedling Kitchen」へ。
小さな店内ですが、ウッディなかわいらしい内装。すぐに店内は満席になりました。
メニューは肉か魚のメインと黒米入り玄米ご飯。そして野菜塩麹スープとドリンク付き。
三浦半島でとれた色とりどりの野菜を使ったバランスの良いセット。
鮮やかで優しい味わいで見た目も美しいご飯をいただきました。
魚勝でとろけるマグロの鉄火丼ランチ
7月に利用したランチは逗子・葉山駅から徒歩で約10分ほどの「魚勝」という老舗の日本料理のお店。
鉄火丼とお吸い物、鎌倉野菜とジャコのサラダがセットになったコスパ抜群のランチ。
海の幸満載メニューで気分が上がります。
シャキシャキとした新鮮野菜に香ばしくふりかけのようになったジャコがよくあう。
鉄火丼は見た目も美しく、マグロを口に入れるとすっと溶けるよう。
変なスジや硬いところがなく、魚の旨味がひろがります。
しばし、おしゃべりを中断して鉄火丼を食べることに専念しました。
葉山エリアは観光スポットが、地図で見るよりコンパクトにまとまっているので、ランチのお店や観光スポットの場所はけっこう徒歩でまわれる箇所がありました。
時間やスケジュールでバスか徒歩か使い分けるといいかもしれません。
今回は逗子マリーナに行くことを目標にしていたので、ランチの後はバスで小坪方面にむかいました。
海外のビーチみたいな逗子マリーナ
逗子マリーナに行きたかったのは、連立するヤシの並木とRon Herman Cafe!
このエリアはハワイかと思うような旅情たっぷりの雰囲気。
Ron Herman Cafeの入り口も注目の景観。葉山・逗子エリアのおすすめスポットの1つです。
東京からこんなに近いエリアに日常を忘れさせてしまう街並みがあるとは驚きです。
逗子・葉山駅から「リビエラ逗子マリーナ前」で下車しますが、バスに揺られてしばらくするとヤシの木並木が見えてくるので、外の景色で逗子マリーナに到着したな、、、ということがわかります。
特に何かあるわけではないですが、このエリアの建物が、海と植物の緑をうまく融合したおしゃれな建築物がたくさん。
2年ほど前にオープンしたMALIBU HOTELはリゾート感たっぷりでラグジュエリーな雰囲気。
近くにはリストランテAOがあり、こちらも白を基調としたエレガントなレストランで、結婚式のリハーサルをしている方たちが段取りを確認していました。
とくかく景色はどこを切り取っても絵になるので、しばらくの間写真を撮ったり、のんびり歩き回りながら海をぼーっと眺めて解放感にひたりました。
そして、いよいよRon Herman Cafe店内へ。
こちらのカフェでは葉山女子旅きっぷのアクティビティ・お土産C券を使うと、ドリンクとレモンケーキのセットを楽しむことができます。
5月の時は、レモンケーキとレモネードのさわやかセットにしてくつろぎました。
このとき、もはや外は土砂降りでどこにも動けそうな状態ではなかったので、ひたすら店内の中にいたのですが、ガラス張りのかわいい空間は、明るくて居心地がよく、楽しいティータイムを過ごすことができました。
ちなみに5月の風景はこちら↓↓
7月に入り、今回は雨こそ降らなかったものの、いつ天気が崩れ始めてもおかしくない様子だったので、あと少しの間だけでも晴れ間が続くように祈りながら、カフェの店内に入りました。
カフェの前には、Ron Herman の服や雑貨のお店があり、センスの良い店内のデザインやビーチを基調とした雰囲気で、この空間も海外に来たみたい。
カフェ店内に入ると、レモンケーキと一緒にドリンクを「アーノルドパーマー」という謎のドリンクにして、小旅行の思い出に挑戦しました。
アーノルドパーマーは、レモネードとアイスティを割った飲み物で、味はレモン風味を強くしたアイスティーという感じで、スッキリさわやか。レモンケーキにもよく合いました。
リゾート感たっぷりの1日を満喫
ほとんどの時間を逗子マリーナエリアで過ごしましたが、海外のビーチリゾートに女子旅をしたような気分になり逗子・葉山エリアのおすすめスポットです。
帰りは電車に乗る前に少しビーチを見ておこう!ということになり、逗子・葉山駅に戻ったあとに、海辺のほうへ向かいました。
おちついた住宅街の中を通り、学校帰りの学生の列を抜けながら、「本当にこんな住宅街の中にどこに海があるのだろう」と思いながら、グーグルマップの指し示す方向に進んでいくと砂浜が見えてきました。
住宅街を抜けて海に出るというのも、現実と夢の間にいるようで非日常体験ができました。
今回訪れたエリアは逗子・葉山エリアの本当にほんの一部。
他にも森戸海岸や葉山しおさい公園など、素敵な見どころはたくさんあります。
ちょっとした休暇で十分楽しめるエリアなので、旅行気分に浸りたいときにおすすめです。
◆Seedling Kitchen
住所:〒249-0006 神奈川県逗子市逗子5丁目4−29
◆魚勝
住所:〒249-0006 神奈川県逗子市逗子7丁目13−23
◆Ron Herman Cafe 逗子マリーナ店
住所:〒249-0008 神奈川県逗子市小坪5丁目23−10 本館1F リビエラ逗子マリーナ
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