目黒インテリアショップで

目黒にはインテリアストリートと呼ばれている街並みがある。
そんな情報をネットで見つけてから気になっていた場所。


インテリアショップが立ち並ぶスポットは目黒区の中でも数か所に分かれているのですが、雑貨好き、インテリア好きならあちこちお店を見て回るのに楽しそう。

また、目黒には東京都庭園美術館があり、アール・デコ様式の旧朝香宮邸の美術館。
繊細で絢爛豪華な内装が美しいスポットもあります。

東京都庭園美術館の内装をじっくり堪能し、そのあと目黒の町のインテリアショップを眺めて歩く、インテリア探訪のお散歩はいかがでしょうか。

東京都美術館のベランダ
東京都庭園美術館

インテリアの参考は東京都庭園美術館から

JR目黒駅の西口から徒歩で数分ほど歩いて行くと、濃い緑色の葉がこんもりと茂った場所が出てきました。
東京都庭園美術館は広い庭園の中にある都会のオアシス。

東京都庭園美術館

今回は「建物公開2024あかりともるとき」の企画展が開催期間中に訪れました。
(※ブログを投稿した2024年12月時点で企画展は終了しています)

歴史ある建物と、匠の技が光る精巧な内装も楽しみなのですが、まずは広大な庭園から散策。

庭園は芝生の西洋風のエリアと日本庭園に分かれていて、予想より広く趣向を凝らしたお庭。

まずは緑豊かでいろんな趣向が施されている日本庭園を歩いてみました。

空中に浮いたような池の鯉

日本庭園は藪の小道やちょっとした丘の様な起伏のある緑豊かな道もあり、趣のある工夫が施された庭園。
また、純和風の茶室もあり、実際にお茶会が催されているようです。

日本庭園の中にある茶室

趣きのある茶室は中も拝見できました。
純和風建築の精巧で落ち着いた空間。

茶室からはしんと静かな池と都会の中を忘れてしまうような豊かな木々を眺めることができて、心穏やかになる美しさ。

窓の木々が映える茶室「光華」

日本庭園の青い水をたたえた静かな池。
手入れの行き届いた池の水はくっきりと周囲の木々を映し出してまるで鏡のよう。

庭園の池
鏡のように木々が映り込む池
日本庭園の静かな池

落ち着いた静かな池には鮮やかな色合いの錦鯉がのんびりとゆったり泳いでいました。

波のない鏡の様な池の中にゆっくりと移動する鯉たちを撮影してみると、まるで林の中を空中に浮いているかのような不思議な写真が撮れました。

池の中の鯉
まるで空中に浮いているみたい
静かな池に泳いでる鯉


日本庭園を離れて、芝庭と西洋庭園へ。
こちらのエリアは純和風な庭園からガラリと雰囲気が変わって緑の芝生とパラソルやベンチが配置されて、海外の公園みたい。

家族連れや一人読書の方など、訪れた人たちがそれぞれ自由に寛いでいる姿が、まさに都会のオアシス。
憩いの場になっていました。

西洋庭園

訪れた日は照明に注目した展覧会

庭園を巡った後は美術館の中へ。

展覧会は「建物公開2024 あかり、ともるとき」

本館は朝香宮の自邸として建築された歴史ある美しい建築物。

本館入口


アール・デコ様式の各部屋は様々な技巧を凝らした内装で、今回は旧朝香宮邸の繊細で美しい照明器具に明かりが灯り、壁や天井をじっくり見つめる企画。

この企画展の時は写真撮影が許可されていました。
ただしフラッシュは禁止のため内装に触れないように気を付けながらそっと撮らせていただきました。

大広間や通路、玄関などいろんなところに気になる照明。

大客室のシャンデリア
大食堂のシャンデリア
大食堂のシャンデリア
妃殿下寝室
妃殿下の寝室の照明
姫宮寝室前の照明
姫宮寝室前廊下の照明

また、照明の他にも階段や窓、暖炉など今でも充分ハイセンスでおしゃれな空間が広がり、じっくりと目の保養をさせていただきました。

絵になる窓辺
絵になる窓辺
階段と装飾
階段の装飾も美しい
壁と暖炉が絵画の様
大食堂の一角。絵画みたい

細部までこだわった邸宅は、窓に映った庭園の森の景色や、照明が灯った時の影なども印象的。

印象に残った照明や内装は自分の部屋のインテリアを考えるときに少しでも参考にできれば・・・。
ことあと美術館最後のお楽しみ、カフェテリアへ。

海外で立ち寄った気分になれるカフェ

庭から眺めたカフェレストラン

じっくり見学した後は、美術館併設のカフェへ。

陽の光をきれいに取り入れた明るいカフェは気になるところ。

同じく展覧会後の来場者が順番待ちをしていましたが、せっかくの機会なので順番待ちのリストに名前を記入して列に並ぶことにしました。

しばらくすると屋外のテラス席に案内されて、お庭をみながら一休み。

テラス席でオープンサンドセット

庭園沿いに白いパラソルが並んだテラスは、まるで海外旅行先のカフェに来たみたい。

軽くお腹が空いていたのでオープンサンドとコーヒーのセットをオーダー。

やさしい味のコーンポタージュもついていて小腹が満たされました。

オープンサンドとコーンポタージュ

通称目黒インテリア通りへ

目黒区にはインテリアや雑貨のお店、アンティークショップが点在し、インテリア通りと呼ばれる箇所がいくつかあります。

JR目黒駅周辺もその一つ。

お店の前にかわいらしい雑貨が並んでいる店舗のすぐ近くでアンティークな食器が無造作に並べられて理宇店舗があち、その奥にもなにやら気になる扉や看板があったり、ゆっくり店先を眺めながらあるいていくのが楽しそうな通りが出てきました。

目黒通り

映画に出てきそうなインテリアショップ

アクメファニチャー

目黒駅から徒歩数分のところにあるACME Furniture(アクメファニチャー)。

店構えからまるでアメリカのドラマや映画に出てきそうなアメリカンな雰囲気。

ヴィンテージの家具からかわいらしい小物までぎっしりと商品が並んで楽しい空間。

家具の設置もおしゃれで、お部屋づくりの参考になりそう。

おしゃれな家具やソファー

1F小物や雑貨、ラグなどがあり気軽にお部屋のワンポイントになりそうな物を探すのに良さそう。

地下はクラシカルで質のよさそうなソファーや家具。

ちょっと暗めな照明で秘密基地みたいな雰囲気。

2Fは明るめな雰囲気でアメリカンな家具が展示。

各階の片隅にさりげなく配置された家具がおしゃれ。

絵になるインテリアに囲まれていろいろお部屋づくりの参考に眺めていきました。

お店の片隅にセンスの良い空間

散歩の途中で立ち寄ったCafe&Bar

インテリアショップや雑貨店を眺めながら歩いているうちに小腹が空いてきて、どこかで一休みしようとカフェ探し。
目黒通りをぶらぶら歩いていると、気になる看板とお店の前の細い階段。

カフェの前の階段

なんとなく隠れ家的な雰囲気のカフェ、cafe&bar Keiga no Toki。

階段の前にはCafeメニューが出ていておいしそう。

思い切って階段を登り、扉を開けるとBarカウンターとスタッフの方の姿が見えて中に案内されました。

カフェの店内

コンクリート打ちっぱなしの様な壁と明るい窓からの陽射し。

店内は夜にはBarを連想させる大人な落ち着いた空気感。
ただ、おひとり様でも落ち着いて利用できる気軽な雰囲気。

今回利用した時にもいくつかのテーブルは1人で利用している方が本やスマホを片手に寛いでいました。

メニューを見ながら、そういえばランチをまだ摂っていなかったなと思い、甘い物より食事系に気持ちが動きます。

しっかり食べると夕飯に響く時間だし、、、と思いながらメニューに迷っていると、生ハムと温野菜のラクレットチーズががかった鉄板料理に目が留まりました。

量も程よい大きさでスライスされたパンもついて、小腹を満たすのにちょうどよさそう。

ホットコーヒーを合わせてランチ&おやつにぴったり。

ラクレットチーズと温野菜のうえに生ハムの組み合わせ

たくさん歩いたあとに温かく、程よい塩気のハム&チーズにゴロゴロ野菜にホッと落ち着く。

一人気ままなカフェタイムがとてもちょうど良い空間でした。

ブレンドコーヒーー
コーヒーカップがおしゃれ

目黒散歩まとめ

東京都庭園美術館は館内のクラシカルで繊細な装飾を眺めるのが好きで、今までも鑑賞したことがあったのですが、照明に焦点をあてて、天井を見ながらじっくり回ったのは今回が初めての体験でした。

また、日本庭園では空中を泳いでいるかのような鯉が鮮明に映える池が幻想的。
手入れの行き届いた池にしばらく時間を忘れてのんびり過ごしました。

歴史ある邸宅を囲む周辺の町はハイセンスな家具や雑貨が並ぶ通りがあり、程よい距離感にカフェもあり、雑貨好き、インテリア好きなら充実したお散歩が体験できるはず。

インテリア通りは目黒駅周辺だけでなく、祐天寺や学芸大学周辺にも広がっているとのこと。

またインテリア調査に、気ままに自由に歩いてお気に入りの家具を見つける散策に出かけてみたいです。

目黒通り

紹介した場所

東京都庭園美術館

住所: 〒108-0071 東京都港区白金台5丁目21−9

交通:JR山手線 目黒駅 東口から徒歩約7分
   都営三田線・東京メトロ南北線 白金台駅 1番出口より
   約徒歩6分

ACME Furniture 目黒通り店
住所:東京都目黒区目黒3丁目9−7
交通:JR目黒駅から約徒歩で11分

カフェバー Keiga no Toki

住所:東京都目黒区目黒3丁目11−6 Nest 3F

交通:JR目黒駅より徒歩で約13分

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