ここ数年で「行ってみたい町」として話題になる蔵前

国際通りにはレトロモダンなカフェが並び、少し路地にはいると小さなモダンな店があったり、思いがけない場所にかわいい雑貨やスイーツの店がでてきたり、蔵前はぶらりと歩いてみると気になるお店が発見できて、ちょっとした冒険気分で楽しくなります。

そんな散策好きな人の心を動かす蔵前は行くたびに、小さな発見があるので散歩で見つけたカワイイお店をまとめてみました。

まだまだ蔵前は、カフェやかわいい雑貨屋さんが増えていく気配があり、これからも楽しい発見がありそうなこの街に注目です。

蔵前散歩おすすめスポット5選

蔵前はたくさんのカフェや雑貨などいろんなお店がありますが、ちょっとした小道や路地裏などにひっそりと点在している場合が多くあります。

ぶらぶら散歩の合間にステキなお店を見つけた時の喜びは大きいですが、運悪く何もない住宅街ばかりをさまよう場合も・・・。

少しでも蔵前さんぽのヒントになればと思い、印象に残ったスポットを5つ挙げてみました。

ハンバーガーとレトロ可愛いが融合したカフェ

国際通りの大通りから少し裏道に入ったところに、レトロかわいい雰囲気のお店を発見。

何のお店だろうと近づいてみると「バーカー喫茶チルトコ」の看板。

本格的ハンバーガーと喫茶店のコンビは、なかなか他では見かけない面白いカフェ。

バーガー喫茶チルトコ
レトロかわいいバーガー喫茶

店内は黒と白の格子柄の床や壁が淡いグリーンの色調だったり、アメリカンでポップな内装。

ハンバーガーはお肉しっかり、気になるメニューがいろいろ。

他にはクリームソーダの種類が豊富で、ソーダの色ごとに味がそれぞれ異なるとのこと。
今回はMISO EGG BURGUR(味噌エッグバーガー)とクリームソーダ(みどり)を選択。

MISO EGG BURGUR

MISO EGG BURGUR(味噌エッグバーガー)はお味噌の甘じょっぱいソースが肉や目玉焼きにとてもマッチしてして、熱々のうちに一気にいただきます。

ソースは、けっこうこぼれやすいので注意が必要ですが、ここは手がベタベタになってもがっつりかぶりついて食べ進めるのがおいしい食べ方。
周りを気にせず、わんぱくに食べていきました。

クリームソーダ(みどり)はマスカット味。

メニューには、他にも数種類のソーダの色が表記されて、色ごとにソーダの味が変わります。

マスカット味のクリームソーダ

「みどり」は予想より、しっかりマスカットの味がしてシュワシュワなソーダと昔懐かしのバニラアイスで夏の暑さから解放されます。

他にも喫茶店らしい昔ながらのプリンやカフェスイーツもあり、ハンバーガー系のがっつり食べたい人やカフェでまったりしたい派どちらも楽しめるお店でした。

なお、支払いはキャッシュレス決済のみ。
クレジットカードやPayPay、交通系ICカードなどの利用になります。

追記
チルトコ再訪しました

久しぶりにチルトコに再訪すると、ランチタイムから外した時間でも大盛況。
ウェイティングリストに名前を入れてもらい、しばらくするとカウンター席が空きました。

今回はワサビアボバーガーと自家製レモネードを選択。

自家製レモネード

まずはレモネード。黄色くグラデーションされていく色合いがきれい。
炭酸ではなく、スッキリクリアな味わい。

そしてワサビアボバーガー。
こんがり焼かれたパティの上にアボカドと海苔の佃煮、わさびの順に乗っています。

しつこくなりがちなハンバーグを海苔の佃煮とわさびがスキッとひきしめて、どこか和風でさっぱりいただけました。

紹介した場所

バーガー喫茶 チルトコ
住所:東京都台東区蔵前4-33-1 エルミタージュ浅草 1F
交通:都営地下鉄大江戸線 蔵前駅より徒歩約5分

外国のお店みたい!センスが光るリュックのお店

「チルトコ」に立ち寄ったあとに蔵前小学校の方へぶらぶら散歩を続けていると、青い壁のかっこいいお店を発見。とても絵になるお店の入口がまるで、海外の町にいるみたい。

そういえば、蔵前は「東京のブルックリン」なんて雑誌などでとりあげられていたような。

そんなイメージがわいてきそうなおしゃれな店内は、何を販売しているところなのか入ってみました。

蔵前の散策で見つけたお店
蔵前の町でみつけたお店

こちらは鞄のお店「蔵前街歩きリュック MESSAGE」。店内には、ズラッと色とりどりのリュックが並んでいたり、お財布など皮製品の小物がセンス良く展示されています。

お店のご主人は気さくに商品を案内してくださいました。

リュックは全て本革使用でA4サイズの書類が入る大きさですが、かさばるバッグに見せないように工夫されたデザインになっているそうです。

使っていくうちに柔らかくなじんでくる本革は、型崩れしにくい設計や、重さを感じさせない軽量化にこだわった機能性の高いリュック。
発色も美しく、随所に職人のこだわりを感じました。

一生ものの街歩きリュック。散策の時に大活躍しそうなので、しっかり吟味したいとパンフレットをいただいてきました。

紹介した場所

蔵前街歩きリュック MESSAGE
住所:東京都台東区蔵前4-24-2
交通:都営地下鉄蔵前駅 徒歩7分

ボタンやアンティークな雑貨好きなら気になるお店

おしゃれなかばん屋さんのすぐ並びに、気になる良い雰囲気のお店を発見。
この辺りはセンスあるお店がたくさんあって、散策好きは夢中になるのではないでしょうか。

ボタンワークス

店内はアメリカンな内装で、びっしりと様々なボタンやブレスレットなどの小物、キーケースなどが並んでいるお店「ボタンワークス(Button Works)」。

お店の名前もセンスがあって素敵。

数種類のキーホルダーのフックが並んであり、フックに店内にある、好みのアクセサリーや部品をつけてオリジナルのキーホルダーを作ることもできるそうで、アメリカンテイストのおしゃれな部品を組み合わせると、とっても素敵なので創作意欲が掻き立てられます。

大小さまざまなボタンが並ぶ

店内
アンティークな小物が並ぶ

また、アンティークな小物やボタンが所せましと並んでいて、まるでおもちゃ箱の世界に入ったみたい。

店内に大小さまざまなボタンが展示されているのを見ていたら、「ダンガリーシャツをおしゃれなボタンに付け替えたら、きっと素敵だろうな・・・」と自前のシャツにあいそうなボタンを探してしまいました。

次回までにダンガリーシャツ用のボタンを求めてこちらに再訪する考えが思いつきました。

紹介した場所

ボタンワークス(Button Works)
住所:東京都台東区蔵前4丁目24−1
交通:都営地下鉄蔵前駅 徒歩7分

自家焙煎で香り豊かなアイスカフェオレ

蔵前散歩でいろいろ歩き回って、暑さとのどの渇きでフラフラになったときに、厨橋方面の路地でみつけたおしゃれなカフェ「コフィノワ」。

歩き疲れた時だったので、砂漠で見つけたオアシスみたい。

暑さの中見つけたおしゃれカフェ

幸いにも、訪れたときは座席が空いていたので、店内でアイスカフェオレを選択。
店内はウッディでかわいらしい雰囲気。

豆は自家焙煎をされているお店で、コーヒー豆を購入されるお客さんが途切れることなく訪れていていました。

お店の方と常連さんの会話がそれとなく聞こえてきて、コーヒー情報や共通の知人についてのほほえましい話で心が和むようでした。

コーヒーの良い香りのなか、穏やかな会話を楽しみながらコーヒーで寛ぐひと時がうらやましい。蔵前のおしゃれカフェの常連さんってなんだか素敵。

次回は自宅用のコーヒー豆を購入してみようかな。
コーヒーについて詳しくないので、どんなものがおすすめなのか案内を受けながらコーヒーの味を試してみるのも楽しそうです。

コフィノワ店内

紹介した場所

コフィノワ
住所:東京都台東区蔵前3丁目20-5
交通:都営地下鉄蔵前駅から徒歩約2分

台湾旅行気分でおいしい魯肉飯と豆花を

蔵前というより浅草橋に近いところに、魯肉飯のおいしいカフェがあるという情報を聞いて、ランチに訪れた台湾カフェ、「家豆花」。

お店の前に到着したときは「雑貨屋さんかな?」と思うようなかわいらしい小さな店舗。
店内に入ると色とりどりのアジアン雑貨が並び、台湾のカフェに訪れた気分になります。

いただいたのは、魯肉飯セット(¥1000)で、魯肉飯+スープ+豆花のセット。
魯肉飯はお肉が柔らかく、しっかりと煮込まれていて、煮卵が良いアクセントになっておいしい。魯肉飯もおいしかったのですが、注目はデザートの豆花!

素朴でやさしい甘さのデザートですが、このやさしい味がはまりました。
次は豆花メインでトッピングをつけて食べてみたい!

ちいさなお店で、ランチ時はすぐに一杯になってしまうので、大勢のグループで利用するのは難しそう。
むしろ、こちらは一人で楽しみたいときに利用したい穴場的なカフェでした。

魯肉飯+スープ+豆花のセット。
魯肉飯セット
台湾にありそうなカワイイカフェ
お店の外観

紹介した場所

家豆花(Jia Dou Fua)
住所:東京都 台東区 浅草橋 2-29-14 長島エレガンス第6ビル 1F
交通:都営地下鉄浅草線 浅草橋駅から徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線 蔵前駅から徒歩約6分

蔵前はセンスの良いお店がいっぱい

蔵前はそんなに広くないエリアですが、ひとつ路地を入ると「こんなところにこんな店が?」という驚きと共に気になるお店が出てきます。

「このお店はなんだろう」と思いながら近づいていくと、おしゃれなカフェだったり、ステキな雑貨屋だったりするので、新しいお店を見つけるたびに宝物を見つけた気分になりました。

きっと、これからも宝さがし気分で、カフェや雑貨屋さんを見つけるために蔵前散策を続けそうです。

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