飯田橋駅周辺に、香港ローカルな雰囲気で、本場の飲茶ができる・・・・という評判を聞いて、以前から気になっていた「香港 贊記茶餐廳(ホンコン チャンキ チャチャンテン)」。

飲茶といえば、ホテルの中華レストランで、好きなものを好きなだけ選んで食べる「飲茶食べ放題」スタイルのお店も良いのですが、普段のランチで気軽に利用できて、本場の雰囲気を感じられるお店も楽しそう。早速飯田橋へ行ってみました。

※ホテルの中華レストランで飲茶食べ放題の記録はこちら↓↓
【グルメ情報】ハレの日は広東式飲茶食べ放題ランチを満喫

茶餐廳(チャチャンテン)とはどんな店?

東西線飯田橋のA5出口からすぐのところに「香港 贊記茶餐廳」の看板がみえてきました。
ランチタイムは混みあうという情報があったので、オープン時間の11:30頃に到着。

香港らしい赤いドア枠と、アジアンテイストのオブジェが迎えるお店の前には、幸いなことにまだ列はできていなかったので、すこし安心して入店しました。

お店の外観
香港スタイルのカフェ
お店のマーク

テーブルには数枚のメニューがずらりと置いてあります。
よく見ると一般的な中華レストランと内容が少し異なるようです。

店名にある「茶餐廳(チャチャンテン)」とは、香港式のカフェのこと。

飲茶や焼きそば、ワンタンメンなどのご飯物にほかに、サンドウィッチや香港式フレンチトースト、香港のメロンパンのようなポーローパオなど軽食まであり種類が豊富。

しかも香港式のメニューがいろいろあるので、他のお店ではなかなか見ることができないラインナップ。

旦那さんが注文しようと店員さんに声をかけ、わからない箇所を問い合わせてみると、店員さんが少し戸惑っています。
どうやら日本語を勉強中で、わからない言葉を他の店員さんに確認して対応されていました。

また、周囲のお客さんも中国語で話をしているので、日本語よりも中国語の会話が飛び交い、まさに香港にいるような雰囲気!

香港滞在中の気分で気になるメニューをオーダーしました。

香港の雰囲気の中でローカルフードを満喫

香港のメニューといったら外せないのが「ワンタンメン」
香港・マカオに旅行した時や、中華街などで提供される極細麺は独特の歯ごたえがあって大好きな麺なので、こちらでは食べてみようと決めていた1品です。

このほかに、飲茶を数種類とご飯ものを次々をオーダーしていきました。

さっそく出てきたワンタンメン。
期待通りの極細麺の上には、ぷっくりとしたエビワンタンが鎮座しています。
エビはプリップリでやさしいスープの味とよく合います。

エビがプリップリのワンタンメン


ワンタンメンのあとには点心が一気にでてきました。
ホタテとブロッコリー炒め、エビ餃子、叉焼包などつぎつぎと、熱々のうちにいただきます。

ホタテとブロッコリー炒め
ホタテとブロッコリー炒め
プリップリのエビ餃子
プリップリのエビ餃子
叉焼包
まちがいないおいしさ叉焼包

そのあと周囲のお客さんがあちこちで頼んでいたことが気になりオーターしたのが、叉焼ローストポークライス。

甘辛ソースの味付けの叉焼と、パリッと外側がこんがり焼かれたローストポークの2種類の肉が厚めにカットされているのをご飯と一緒にいただきます。
ご飯の上にもサッとタレがかけられているので、ご飯の食が進みます。

肉が好きなら叉焼ローストポークライス
肉が好きなら叉焼ローストポークライス

ほかにも香港名物のポーローパオもメロンパンみたいで、すごーく気になったのですが、サイズが日本のメロンパンとほぼ同じ大きさ。

しかもバターが挟んだものや、ハムエッグやランチョンミートを挟んだものなど数種類のメニューが並びます。
ご飯ものを食べた後では食べきれないと判断し、今回は断念!
次回、再訪したときに試してみたいと思います。

できたてのエッグタルトと香港式アイスティー

飲茶やご飯ものを食べ終えたころ、テーブルに「香港式レモンティー」の案内があることに気が付きました。

香港のレモンティーは甘みを強く入れた紅茶に大量のレモンを入れて、スプーンでしっかりとレモンを潰しながら飲んでいくのが香港スタイルだとか。

現地の紅茶の甘みだと強すぎるので、香港 贊記茶餐廳のレモンティーは甘みを調節してあるそうなので、せっかくなので香港式レモンティーを飲んでみることにしました。

香港式アイスレモンティー
香港式アイスレモンティー


そしてアイスティのお供にエッグタルトをオーダー。
こちらのエッグタルトは評判だったので、食べてみたかったスイーツ。
エッグタルトはテイクアウトも可能で、5つ購入すると1つおまけがついてくるそうです。

食後に香港式レモンティーは正解でした。

甘みは「午後の紅茶」と同じくらいで、数枚のレモンスライスが投入されていて、レモン果汁や香りをしっかり感じるさわやかなアイスティーでした。

エッグタルトはほんのり暖かく、焼きたての様子。
通常のエッグタルトより少し大きめなのがうれしい。

サクサクのタルト生地に、口当たりの良いとろりとしたプリンの部分は卵の味が濃くてリピートしたくなる味でした。

ほんのりあたたかいエッグタルト
ほんのりあたたかいエッグタルト

香港 贊記茶餐廳に再訪しました!!

2023年になって、友人と再訪してきました。
相変わらずの人気店で11:30の開店時間にはすでに並んでいる人がいました。
私たちも列に並んで、たくさん食べるぞ!と意欲を高めながら、お店に表示されているメニューを眺めます。

お店の前


友人は初めての入店で、雰囲気やお店の香りで「外国に来たみたいだ!」とワクワクの様子。

今回はエビワンタン麵、叉焼まん、パクチー入り焼き小籠包、イカの唐辛子と塩揚げ、エッグタルトを注文。
ドリンクは香港式コーヒーミルクティーを添えて。

パクチー入り焼きショーロンポー
パクチー入り焼き小籠包
香港式コーヒーミルクティー


特に美味しかったのはイカの唐辛子と塩揚げ!
揚げたてのサックサクのイカフライに野菜のみじん切りとスパイスがまぶされた病みつきの味が止まらない!

ランチのほかにビールとかお酒のおつまみにも合いそう。

病みつきになる味まちがいなし!イカの唐辛子と塩揚げ

そして安定のエッグタルト!
ほんのり温かく、中がトロっとした食感は幸せになります。
友人は「今まで食べたエッグタルトの中で一番おいしい・・・」とつぶやいていました。

飯田橋のリトル香港!お店情報について

コロナで行動規制が入る中、コロナ関連のニュースを聞くたびに、一体いつになったら気軽に海外旅行ができる時期がくるのかとストレスが溜まります。

こちらのお店で味も雰囲気も本格的な香港式カフェで旅行気分を体験すると、普段よりも満喫した散策を過ごせるかと思います。

香港 贊記茶餐廳 飯田橋店(ホンコンチャンキチャチャンテン)

住所:東京都千代田区飯田橋3-4-1 マンワイビル 1F
交通:東京メトロ 東西線 飯田橋駅A5出口から徒歩約1分
JR、有楽町線、南北線飯田橋駅から徒歩約3分
営業時間:11:30-22:30 日曜営業
※営業時間など、状況によって変わる可能性はありますので詳細はお店にご確認ください。